さあ装具を入れ替えてから4日、家にいても装具は自分の身体の一部。寝るとき以外は続けて着けていないと生活が出来ない。ベットを和室に置いているのでベットに座る位置の畳が擦り切れて無残なありさま。意識がなく履いた時はかかとがきちんと合っていないと飛び上がるほどの痛さで歩き始めても先に進めない。健康な時は何気なく靴を履いてもなんとなく足を動かしながら履きこなしていたのに。あわてて戻り履き直し、きちんとかかとを装具に遊びが無いように合わせなくては歩けない。痛みを気にしないで歩けるのは余分なストレスをなくせるのだから。
昨日理学療法士の先生に階段の練習をしているとき「装具変えたのですか。今までのより少し重いのかしら。」さすが先生、装具の重さの違いを見抜かれました。 「重くなると足を回すように悪い方の右足を出すようになってしまうから、回さずなるべくまっすぐに上げるようにしてみてください。」階段を上がるときつい足が階段に引っかからないようにまわしながら上げていたのをきちんと見ていたのです。言われてなるべくすっと足をストレイトに前に出すようにして階段を上がるように気を付けながら練習をした。「怖がっているような姿勢がなくなってきましたね。」