もう待ってなんて言っていられない。先週から身体の動きが依然と違ってきたことを自分でも自覚するようになってきた。のんびりとリハビリをする訳にはいかない.*何をそんなに焦っているの。* 何処からか声が聞こえるようだ。 もう待てないの。現役として社会に参加できるのには急がないと。 諦めたくない。できるところまで進んでみよう。さあ出発しよう。*こうして自分の背中を押して立ち上がらせよう。*
そんな姿勢はおくびにも出さないでリハビリ室では明るく、真面目なところを見せている。リハビリを真摯に取り組んでいると見えているようです。私のリハビリメニューを予定どうり進めてくれるので手を抜くわけにはいかない。人の目に触れないところで怠けたり、ズルをすることができない。これも小学6年の頃先生に言われた経験があります。職員室で君の話が出て、どこで見かけても一生懸命掃除をしている、ほかの先生も見ていると。 そう言われてから手を抜くことができなくなってしまった。きっと能力以上に生きてきたので脳が爆発してしまったのでしょう。少し休みなさいということでしょうか。
人間て厄介なものですね。見えてる現象しかわからない。 Kさんがリハビリ室に真っ白なアジサイを持ってきて花瓶に活けてくださいました。紫のアジサイとはまた違った清楚な色で部屋を明るくした。残念なのはアジサイを花瓶に挿すとき、花瓶にはラベンダーの花が活けてあった。多分花瓶の水が少なかったのか水までラベンダーの茎が届いていなかったのかで何本かは少し花が下を向いていた。もうこれは枯れかかっていると捨ててしまい水を替えアジサイを活けたのです。それは仕方がないのですが、本当は昨日ほかの方が持ってきてくれたばかりのラベンダーだったのです。 余計なことは口に出せないと思い、「そのラベンダーくださらない。種を取ってみたいので。」 すごく香りの良いラベンダーなので家に持ち帰り花瓶に活けて、種ができたら取っておいて来年蒔くことにしました。
上手く種が取れるといいな、香りの良いラベンダー