打撲の後遺症にも

　私の友人で40代の男性、数週間前にサイクリングしていて転倒し、腕と膝、そして指を打撲。整形外科で診察してもらったところ骨には異常がないとのこと。しかし、未だに痛みがあり、腕は挙がらず、正座も出来ず、指も曲げると痛む状態。

　施術前にどのような形で転倒したのか詳しくお聞きすると、カーブするときに散った桜の花びらで滑って道路に顔からダイビングしたとのこと。そのときに顔を守るため両手を道路につき両腕肩と指を痛め、膝はそのあと打ったそうです。　痛そう・・・。

　施術は操体法を中心に可動域を広げるように行いました。施術後、腕は普通に挙がり、正座も少し違和感があるがＯＫになりました。靭帯が伸びたり切れたりしていないので比較的早く改善しました。

　転倒したときのショックとその後安静にしていたため、筋肉のバランスが悪くなっていたのが主な原因です。打撲した直後は患部を冷やし安静にすることが大事ですが、数週間しても動きが悪く元に戻らないような場合はどうぞ来院ください。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院