身体の関節は柔らかいのですが、「質」が硬いという方が時々います。私の考え方では、ヨガやバレエをおやりになっている方のように関節の可動域が広いからといって、必ずしも「柔らかい身体」という定義をしていません。
文章で説明するのが難しいですが、身体の一部に刺激を与えると波動となって身体全体に広がるような感じの柔らかさが「良い質」で、中国雑技団のように無理な柔らかさが「悪い質」と考えてもらえば良いでしょう。
当院ではよくイチロー選手を良い例としてあげ、彼の真似をして体をこまめに弛めてくださいということを言いますが、あんなスーパースターの真似など出来ないと言われる方もいます。そういう人は彼のパフォーマンスに目が行くからでしょう。そうではなくイチロー選手の普段の動きに着目してもらいたいのですが、地味なのであまり印象がないようです。
そこで思いついたのが、盲目のピアニストの辻井伸行さんの動きです。彼のしなやかでユルユルした動きは快適そのものだと思います。彼の動きを観て、どうしてあんなにユラユラしているの?と思う人がほとんどでしょうが、彼がもし目が見えたら逆に私達の身体は何でこんなに固まっているの?ロボットみたいだと思うことでしょう。
辻井さんの演奏を私は直接見たことはありませんが、直接近くで見た人に話を聞くと体を柔らかくして指で弾くというより体全体で弾いているように感じたというお話を以前お聞きしました。その通りだと思います。身体の声を聴く柔らかさがあるから素晴らしい演奏も出来るのでしょう。
杉並区西荻窪の整体・木村均整院
文章で説明するのが難しいですが、身体の一部に刺激を与えると波動となって身体全体に広がるような感じの柔らかさが「良い質」で、中国雑技団のように無理な柔らかさが「悪い質」と考えてもらえば良いでしょう。
当院ではよくイチロー選手を良い例としてあげ、彼の真似をして体をこまめに弛めてくださいということを言いますが、あんなスーパースターの真似など出来ないと言われる方もいます。そういう人は彼のパフォーマンスに目が行くからでしょう。そうではなくイチロー選手の普段の動きに着目してもらいたいのですが、地味なのであまり印象がないようです。
そこで思いついたのが、盲目のピアニストの辻井伸行さんの動きです。彼のしなやかでユルユルした動きは快適そのものだと思います。彼の動きを観て、どうしてあんなにユラユラしているの?と思う人がほとんどでしょうが、彼がもし目が見えたら逆に私達の身体は何でこんなに固まっているの?ロボットみたいだと思うことでしょう。
辻井さんの演奏を私は直接見たことはありませんが、直接近くで見た人に話を聞くと体を柔らかくして指で弾くというより体全体で弾いているように感じたというお話を以前お聞きしました。その通りだと思います。身体の声を聴く柔らかさがあるから素晴らしい演奏も出来るのでしょう。
杉並区西荻窪の整体・木村均整院