
久しぶりに映画を観た。
わざわざスケジュールを空けて。
ミア・ハンセン=ラブ監督のフランス映画、
「EDEN」
1990年代のParisのクラブシーン、エレクトロミュージックの幕開け、ダフトパンクの誕生、
若いDJの夢と挫折、を描く作品。
ちょうど、90年代後半は東京のクラブシーンもハウス、テクノ、やがてエレクトロへ、、、
当時はお水のペットボトルお供に朝までよく踊ってたこと、小さなスケッチブックや若さゆえのいつも少し鬱っぽくイライラしてたこと、夢は漠然としていて音楽は不安を紛らす薬だったこと、、、
自分の青春と重なるような作品だった。
時が流れて、20年近く経っても好きなことや音楽、服、結局そうした根本は変わらない。
映画が終わってすっかり気分はParisへ、アニエスベーの新作を見たり、ルコックのスニーカー見たり。
この秋冬は96年頃のリバイバルのような色合い、形が多いのもあり、すっかり時間の迷子を楽しむ午後です。