まんぼーってどんな風になるんだろ?
都立の美術館は臨時休館になるんかな?
わかんないうえに会期が迫っていたから昨日は東京都庭園美術館へ。
まずは並びの国立科学博物館附属自然教育園でお茶を飲む。
植物園の桜は散り園内は新緑に包まれる。
イチリンソウが咲く。
ムサシアブミ。
花を包む仏炎苞が武蔵国でつくられていた鐙に似てるから付いた名前。
なんか似たテイストだと思ったら、ミズバショウと同じサトイモ科の植物らしい。エキセントリックだ。
ニリンソウ。
シャガ。
エビネ。
都会の喧騒の中とは思えない静寂な空間。
でもナラ枯れでかなりの被害が出た。薬剤が使えないから切り倒すしかない。
ま。
東京都庭園美術館へ。
今日は一日晴れていたけど、ここのところ午後になると曇ったり雨が降ったり。昨日も曇ってきた。
「20世紀のポスター[図像と文字の風景]-ビジュアルコミュニケーションは可能か?」。
会期は1月30日~4月11日。
1910~20年代のヨーロッパで始まり、芸術・デザインに革新をもたらした構造主義。
ビジュアルデザインの領域においては、図像と文字を幾何学的・抽象的な融和のもと構成しようとする独自の表現様式がもたらされた。
この様式はその後も発展を続け、現在のビジュアルデザインの基礎を形成した。
展示作品で所蔵品がゼロということで、東京都庭園美術館にしては珍しく玄関とベランダ以外全館撮影禁止。
三部構成。
1・図像と文字の幾何学。
2・歴史的ダイナミズム
3・コミュニケーションのありか
発表当時はアバンギャルドなインパクトで世に様々な告知をしたポスターの数々は、今はレトロ感で人目を引きつける。
それにしても、こうやってこの展覧会をみていると、今のビジュアルデザインの基本的アイデアは20世紀で出尽くしてしまったのかもしれないとも思う。
今後のビジュアルコミュニケーションはどうなるのかな。
すでに二次元から三次元へと進み始めている。
これから生まれてくる子供たちが生きる時代のビジュアルコミュニケーションは三次元が当たり前になるのかな。
雨に破れかけた街角のポスターにとか、紙のポスターなんて貴重品を外に無造作に貼っていた時代があったんだ?になったりなんかして。
でもそろそろヒトの知覚の限界のようにも思える。
東京都庭園美術館の庭も新緑。