東京に残る几号水準点。
昨日は人形町のそよいちさんの忘年会ライブに行く前に少し時間があったから神谷町の西久保八幡神社さまへ。
東京メトロ日比谷線・神谷町駅下車。
ここもまだイチョウの葉っぱが残っている。
桜田通りを東京タワー方面へ。
ビルの谷間の西久保八幡神社さま。
西久保八幡神社さまは、寛弘年中(1004年~12年)に源頼信が石清水八幡宮さま勧請からして創建したという。当時の場所は霞が関あたりだったらしい。
その後、太田道灌が江戸城築城にあたってこの地に遷座。
あれ?似たようなお話をどこかで聞いたな?
ああそうだ。市谷亀岡八幡宮さまだ。
あちらは江戸城の西を護る。坤。すなわち裏鬼門。
こちらは虎ノ門。艮。すなわち鬼門。
ということかな。
高低几号標は階段を上った鳥居の向かって左。
狛犬氏は出雲型。
拝殿・本殿等はただいま工事中。
背後にそびえるのは某新興宗教の建物。
柿本人麻呂に猿田彦命。
下に港区の案内板があって貝塚があると知ったけど工事中で見学はできなかった。
どうも高低几号標より色々と興味をひかれる神社さまだ。
かつて海は内陸奥深くまで入っていた。
今の地形からだと想像もできないけど、東京タワーのある所は岬だった。
東京タワーと西久保八幡神社貝塚の間には川が流れるように桜田通りがあるけど、東京タワーと貝塚は地続きだったのかな?
西久保貝塚からの出土品は港区立郷土歴史館にあるらしい。
行ってみたいな。