一昨日は、戸隠高原で紅葉を満喫して長野盆地に帰ってきてギャラリー82さんで展覧会をみた。
のだけど、戸隠高原で寒暖差アレルギーになっちまって鼻水が止まらない。このご時勢だと人前で鼻をかむのもためらわれる。
見応えのある展覧会だったのだけど、鼻水がマスクにたまって限界をむかえ、外に出た。
タオルで鼻かみがてら顔をふき人心地ついて、ふと通りの向こう側をみたら、あ!中岡作品だな。
近づいてみる。
「セレナード」:中岡慎太郎:第19回(平成3年)長野市野外彫刻賞受賞。
中岡の作品はどっしりとしている人間や家族だ。
そして受け止めてくれるような優しさがある。
鼻水でめげそうになっていたせいだったのか、なんかとっても心が落ち着いた。
この神社さまも古そうだ。
柳原神社さまというのか。
大きな木を見ると、たぶんこんなタイトな境内ではなかったのだろうな。
横に川があった。
川といっても用水路だ。善光寺平用水。
このあたりにはどんな風に変わってきたんだろ?
野外彫刻って不思議だと思うのはこういう時だ。
永久設置場所を誰が選定しているのかはわからないけど、その場所を体現してることが多い。
この場所にこの作品はとても良い。