2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2398
ナイス数:132
遅くなってしまったけど2月の読書。
いい本読めた!この調子で読みたいけどなかなか・・・。
大好きな西加奈子さんの「漁港の肉子ちゃん」、さんまさんプロデュースでアニメ映画化なんだね。
うーん・・・肉子ちゃんの声、大竹しのぶさん・・・
(ということを、鈴木るりかさんの本を読んで思い出した)
鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐 (ジャンプコミックス)の感想
登場人物みんなキャラが立ってて魅力的な漫画だった。完結してしまってちょっと寂しいな。こんなにも愛される作品を世に出せて吾峠先生は幸せだね。字が細かくて老眼泣かせだけど、隅々まで楽しい。私が子供だったら、この本は何度も何度も読み返すと思う!
読了日:02月25日 著者:吾峠 呼世晴
奇跡は準備ができた者にだけ訪れる ある日突然、下半身不随になった京大生の軌跡の感想
友達が貸してくれた本。まだ大学生の優秀な息子さんがバイクで交通事故に遭い、下半身不随の大怪我を負うが、母親は決して諦めずに懸命に看病。自分でできるリハビリや回復に良いと思うことをしたところ、奇跡的に回復し歩けるようになったという。薄い本なので詳しくは書いていないけど絶望や苦悩もあっただろう。でも書いてあることはひたすらポジティブ、前向き。アロマテラピーやハーブの効果、人間の本来持つ回復力を信じる、とか、私には、少し胡散臭くて素直に感動できなかったんだよなぁ。並大抵の精神力と努力ではないのは確か。
読了日:02月22日 著者:Mahiro Shu
あんの青春 若葉の季 お勝手のあん (時代小説文庫)の感想
第3弾。おみねさんの謎解きもクリア。そうかぁ。あの時代にアレを食べたら衝撃的だろうな。面白いのに、どうしてもどうしてもいちいち「みをつくし」を思い浮かべてしまうのが、なんかもったいない。赤毛のアンへのオマージュならまだまだ続くだろうから、新しい時代の新しい料理への探求をいっぱい描いて欲しいな。
読了日:02月20日 著者:柴田よしき
私を月に連れてっての感想
おお!続きが出てる!と喜び勇んであっという間に読んでしまった。面白い。そしてぐっとくる。無戸籍、引きこもり、ジェンダー、ネグレクト…イマドキの問題を盛り込み、笑いもちりばめ…この物語の構想は書き始めた時からできていたんだよね?鈴木るりかさん、すごいstorytellerだ!ご自身の青春も謳歌しつつ、早く続きを読ませて!
読了日:02月18日 著者:鈴木 るりか
きのうのオレンジの感想
33才で胃ガンに罹った遼賀。彼の闘病と周りで支える人たちを描く。現役の看護師である著者ならではの物語かもしれない。リアルでつらい。涙が止まらなくて目が腫れた。以前に藤岡さんの作品を読んだときは親のことを思ったが、今回、コロナのこともあって自分の死を考えてしまった。人生の終わりに、自分は何を思うだろうか…。遼賀の強さは15才の時、弟と冬山で遭難した経験があったからかもしれない。そして、目立った活躍はなくとも堅実で人に優しい彼だからこそ、愛される。生きていることの幸せ、感謝を忘れてはいけないと改めて思った。
読了日:02月15日 著者:藤岡 陽子
空洞のなかみの感想
図書館の新着をチェックしていて見つけたので。ちょっと不思議な短編小説とエッセイ。さらっと楽しく読めた。松重さんは音楽にも造詣が深いし、多才な方だなぁ。私もだけど、これを読んでますます好きになる人、多いだろうな。
読了日:02月15日 著者:松重 豊
おかあさんの扉10 十歳児は、天才児!? (オレンジページムック)の感想
あーこちゃん、お姉さんになったなぁ。読者としては毎回、いつ「もう描かないで!」と言い出すのかドキドキします。名前好きなら「鬼滅の刃」の独特な名前にも満足でしょう!あーこちゃんの好きなキャラ、渋いな!
読了日:02月14日 著者:伊藤 理佐
かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。 (富士見L文庫)の感想
図書館の福袋に入っていて初めて読んだ作家さん。漫画やアニメ化されている人気シリーズみたい。祖父のせいで、妖の世界「かくりよ」の大旦那、鬼のお嫁さんになれ、と言われた女子大生。鬼が経営する旅館を舞台に様々な妖怪たちと奮闘するお話。彼女が美味しそうな料理を作ります。妖の世界に現代テイストがごちゃまぜで、そこが良いのかもしれないけど、私はちょっと引っかかって浸りきれなかった。読者のターゲットは10代の女の子かなぁ…と思いつつ、まだまだ続くようなので先が気になる。私は銀次くんが良いな(笑)
読了日:02月06日 著者:友麻碧
エデュケーション 大学は私の人生を変えたの感想
子供を産むということは、まっさらな人間を親の価値観で育てていくということで、私自身、それがすごく怖かった。タラの家族は絶対的存在の父親に従って暮らしていた。それが彼女の知る唯一の世界。政府を信用せず、子供たちの出生届けすら出さない。学校や病院にも行かず、廃品処理の危険な仕事を手伝わされる。それで幾度も命の危険にさらされても、母親の作るハーブ薬を塗って治すのだ。1990年代後半のアメリカでの話だ。大学で博士号までとったタラは、でも今でもきっと根底にある家族への愛情は捨てられないし、目に見えない絆は呪縛だ。
読了日:02月05日 著者:タラ・ウェストーバー
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