目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

5月に読んだ本

2015年06月11日 | 読書

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1666ページ
ナイス数:165ナイス

おおおー 6月も半ばになってしまったのに

やっと5月のまとめ。

今月は面白い小説読みました。

東京タラレバ娘(2) (KC KISS)東京タラレバ娘(2) (KC KISS)感想
いやー今回も痛かった。ビシビシ言葉のつぶてが飛んでくる。あかんやん!小雪!かおり!倫子!!でも、恋愛する気持ち、ときめく気持ちすらなくなってしまったらホントに降りちゃってることになるからね。それよりはマシなのか・・・?!幸せにはなれんけど。 高島屋でもらいそこねたバレンタインデー販促冊子の漫画が収録されててよかった。さすがに辛辣バージョンではなかったね(笑)
読了日:5月29日 著者:東村アキコ


ナオミとカナコナオミとカナコ感想
分厚くて、読みきれるか心配になったけれど、一日で読了!久しぶりに読むのを止められなかった本。DV夫を”排除”する計画を実行した親友のカナコとナオミ。殺人という恐ろしい罪を犯しているのに、どうしても二人を応援してしまう。「テルマ&ルイーズ」みたいだ。まぁ、ヤバイでしょ、バレるでしょ、とドキドキするものの、最後の一行まで気が抜けなかった。脇役たちも利いてる!そりゃドラマ化するでしょう・・・。面白かったです。
読了日:5月29日 著者:奥田英朗


にじいろガーデンにじいろガーデン感想
息子と娘に、母親が二人いる家族。つまり、レズビアンのカップルの物語。LGBTの人たちは私の身近にいない(表面上、知る限りでは)けれど、嫌悪も偏見もなく、むしろ、困難な生き方をしているがゆえに、その愛は純粋で強いものだと思うし、他者への優しさや思いやりを持った人たちなのだろうと思っている。現実は想像以上に過酷なのだろうけど・・・。小川さんの作品はまだ少ししか読んでいないけど、何かひっかかるものがある。表面的というか、現実味がなさすぎるというか、ドラマチックにもっていき過ぎじゃないのか、と。
読了日:5月20日 著者:小川糸


水やりはいつも深夜だけど水やりはいつも深夜だけど感想
子供が同じ幼稚園に通う登場人物たちの短編集。窪さんって、人生の機微をよーくわかってらっしゃる・・・と思わされた、リアルな心理描写。ママ友とのつきあい、子供が生れたことで変わっていく夫婦の関係、育児の不安・・・共感しつつ読みました。男性の立場から描かれた作品もありましたが、男性が読むとどう思うんでしょう。
読了日:5月20日 著者:窪美澄


深夜食堂 14 (ビッグコミックススペシャル)深夜食堂 14 (ビッグコミックススペシャル)感想
やっぱりとても美味しそうな料理がいろいろ。常連さんたちがいい味出してるなー。
読了日:5月20日 著者:安倍夜郎

 


ナイルパーチの女子会ナイルパーチの女子会感想
女の世界を描かせたら最高な柚木さん。今回は重くてドロドロな関係を真っ向からこれでもか!とつきつけてきます。タイトルが秀逸だなぁ。”デキる女”の栄利子とお気楽主婦ブロガーの翔子を中心に、それぞれの家族とのかかわり、男性とのかかわり、社会とのかかわりを、きっと女なら誰しも多少なりとも頷けるリアルさで描きます。みんな寂しいんだね。拠りどころが欲しいんだよ。でも、私も、他人とは心から本当にはわかりあえない、と思っているのです・・・。
読了日:5月5日 著者:柚木麻子

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