「デート・ウィズ・ドリュー」 追いかけてこそ夢

またまた私のツボな映画に出会えてしまった！
「デート・ウィズ・ドリュー」（MY DATE WITH DREW・2004年・アメリカ）
（公式HPは　→　コチラ）

この映画のことは気になっていたのだけど、
これがまた、上映館が少なくて、初めて行ってきました、
TOHOシネマズなんば、マルイの上のピッカピカな映画館。
（今、全国初の「愛の流刑地」女性限定シアターを
やってることでも話題です。）

LAに住み、映画や映像の仕事を志す27歳のブライアンだが、
今は仕事もなく、パっとしない毎日。
彼は６歳の時からドリュー・バリモアの大ファンで、
いつか彼女とデートすることを夢見ている。
そんなある日、クイズ番組で賞金1,100ドルを手にした彼は、
その資金をもとに、”自分の長年の夢＝ドリューとのデート”を
実現しようと計画する。
家電量販店の、30日間返品サービスを利用（悪用？）して
ビデオカメラをゲット、期間30日のチャレンジを
ドキュメンタリーフィルムに収めようとするが・・・。

雲の上の人であるアイドルや大スターに
憧れたことのある人なら誰でも
ブライアンの気持ちがよーくわかるし、
応援したくなると思います。
なんせ、６歳の時からの憧れだもん、年季が入ってます。

濃い顔で毛深い彼だけど、イイ奴で、
オタクっぽくもキモくもなく、頭がよくて
感じのいい青年。
あらゆるツテを駆使して、なんとかドリューに
たどり着こうとするけれど、なかなかうまくいかなくて・・・。
（「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」の
プレミア潜入は傑作。）
ドリューのそっくりさんを募集して、デートの練習をしたり、
ワークアウトに励んだり、涙ぐましい努力です。
かつて、ドリューと付き合ったことのある
コリー・フェルドマンまで登場したのにはびっくり！
（あの「グーニーズ」「グレムリン」の、ですよ）

ブライアン、ドリューとデートできるのか？？
見ているこっちまでドキドキしてしまいます。
結果は観てのお楽しみ・・・。

ブライアンがいくら、”普通の男”といっても、
LAに住んでいる映画業界人のはしくれだけあって、
全くの一般人ではないわけです。
この一連の計画でドキュメンタリー映画を作る、という
プロの仕事でもあったはず。
普通、芸能界関係の仕事してる友達の友達、なんて
そうそう簡単に見つからないって！
そこからして、私達とはスタートは違うけど、
それでも、憧れの人に会いたい、という一途な思い、
夢を諦めない行動力は感動に値すると思います！
元気もらえました。
夢は待ってるだけじゃ実現しないのだ。
失敗を恐れずに行動しなくちゃダメ！

彼らが作る映画も、いつか観られる日がくるんじゃないかと
思うと楽しみです。

ドリューはチャーミングで可愛かったな。
（しかし、最近の写真を見ると、
なんか、顔がえらく変わった気がしませんか？？）