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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2012-02-19 | 映画ま行
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
原題 Extremely Loud and Incredibly Close
監督 スティーブン・ダルドリー
キャスト
トム・ハンクス
サンドラ・ブロック
トーマス・ホーン
マックス・フォン・シドー
ストーリー
 大好きな父親をナインワンワンのアメリカ同時多発テロで亡くした少年が、
父親の残した鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する。
 彼は鍵がぴったりとあう鍵穴をみつけられるのだろうか。
 彼は、心の痛みを克服しながら、それを乗り越えられるのか。

感想
大好きな監督で期待通りだった。

この監督さんの「リトル・ダンサー」も大好きで
この作品は長男と一緒に見た思い出の作品。
2作目「めぐりあう時間たち」
3作目「愛を読むひと」ともに深い作品で大好きです。

監督する作品が全て素晴らしいと呼べる監督は少ないです。
彼は希有な監督。そして彼はアカデミー3作品連続の作品賞ノミネートという快挙をはたしました。

マックス・フォン・シドーも助演男優賞にノミネートされています。
いっさいせりふがなくジェスチャーだけで
観客を魅了したかれの演技はすばらしかった。

マックス・フォン・シドーの年をとって
まるくなって円熟した演技がたまらなく良かったです。


時に子供は本当に残酷で、言ってはいけない真実を
口にしますが、サンドラ・ブロックの母に主人公の少年は
911当日に、本当は彼女にどうあってほしかったかを、
鍵探しがうまくいかなくて、口ゲンカになります。
 しかし、真実が語られて、私はどうしようもなく
涙が流れてしかたありません。
I didnt mean it.

Sure, you do.
これは心がえぐられます。
 主人公の少年が純粋で傷つきやすいこのキャラクターを
俳優ではなかったのにも関わらず
素晴らしい演技で演じています。
 ナインワンワンに限らず東日本大震災で
傷ついた日本人の心をも
癒してくれるにちがいありません
 すべてがかみあった今作、またみたいです。
一番感動した言葉
I forgive you.


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