そろそろ冬休み、学校も後一日。寂しい別れと受験生の顔を見るのが辛いが頑張れ皆。辛い事の後には楽しい事が一杯まっている、明日に向かって走れ!
しばれる日々が続く。老体にはかなりこたえる。こんなに寒さが身にしみるのははじめてである。「う~、しばれるね~、こんな日は暖かいみそしるが飲みたいね~、ねっ、千さん!」
「おい、腹へって寝られないな」「そうだな、なんかここにないかな」「探そうぜ」夜中にこそ泥共がなにやら冷蔵庫を開けさがしまくっております。「ああ、腹減った!」
昨日はとうやんを困らせて泣かせてしまっら、とうやんが寝込んでしまいました。心配で様子を見に行くと風邪をひいて少々熱っぽいとのこと、「とうやん、早く元気になってね」「泣かせるぜ」また泣かせてしまいました‥。
「そういえばとうやん、ボーナスでた」「‥‥」「テレビの熊さんも貰ったんだぞ、ボーナスでたんならなんか買ってくれ」「おーい、おーい」「どうしたの急に泣き出して」「たっち、とうやんはボーナシなんだ、オ~イ、オ~イ」「「なんか悪いことした」「なんだとー」
また一人いい先生がいなくなる。前にいた学校の先生たちも一人やめ二人やめいい人達との出逢いと別れが最近激しい。これも辛い一期一会なのかな~!寂しいな~たっち。
「とうやんのば~か」「なんだとー!」「じゃ、金字塔って何?」「そ、それはだな、‥うん、金の飴のことだ」「へ~、ほんとうに~」「ほ、本当だ‥、たっちおやつでも食うか‥」「わ~い、でもなんか変!」
「ねえねえとうやん、ベートンベーさんは何を建てたの?」「大工さんじゃないっての、大変な金字塔をたてたひとなんだぞ」「とうやん、金字塔って何?」「‥‥、あっ、スーパーマンだ!」「えっ、何処どこ、んっ、ごまかしてる!」
12月は第九が聞こえてくる。今じゃこれを聞かないと暮れと言う気がしない。「いいな第九ってたっち!」「えっ、そう」「そうだぞ、ベートンベンだからな」「え~、ベートンべンって大工さんだったの?」「‥‥」