あの世で、閻魔大王は問う。
「もはや時間が無いので、この世の相対価値の経験を問わない、
ましてや、法図の拝見・拝聴・拝受持は当たり前のことである。
いいか、いかに弘伝をしたかを問うている。
お前さんの為に、インターネットを世界に普及させ、人口爆発寸前の60億人を用意させた。
そこで、何人にタネをまき、何人を育てたのか?
それをどのようにしたのか?
また、聖人を支え、大神に役立ち、人類に明るい未来を構築したか!
まさか、自分だけで学んで来たわけではあるまいな!
自分さえ良ければ良いでは通らないと、
口すっぱく言われたはずである!
人類の未来に命を捧げない限り、お前さんに未来は無い。
イエス聖人の生き様のどこを学んだのか!
今におよんで、悔(く)いる魂なんぞ不要である。
なぜなら、もう六道輪廻は無い!
〈この世での今しかない〉と、教わったはずである。
日常の本質を見抜けず、事象に振り回されたとは情けないヤツだの。
もう良い!二度とワシの目の前に来ることはない!
なぜなら、永遠にこの世に戻ることは無いからである」
相変わらず、閻魔さんは、キツイことをおっしゃりますね。