短い間でしたが、得るものが多い3日間でした。
前回も今回も問屋さんが最初におっしゃるのは熊本県のい草農家さんは年々減り続けているということ。10年前に比べて10分の1だそうです。
高齢化、後継者不足、大変な作業の割に儲からない、中国産畳表の輸入の増加など色々な理由があるとは思います。
その中で、農家の前橋さんもおっしゃっていた「機械メーカーが機械をつくらなくなった、このままいくと製造停止になる」と。畳表を作る過程は、機械があっても実際想像するよりはるかに手間のかかる重労働です。人手が減った農家には機械はなくてはならない存在。
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い草の加工のための大切な機会はこれ以外にもたくさんあります。
現状、国内で流通するおよそ80%が中国産という世の中。
需要が少ないというメーカー側の主張も分かるが、それじゃ10年後は??
日本の畳が、国産でなくなる…なんてことも。
すでに農家の問題だけでないですよね。
これは私たち畳屋にも責任がある。
国産の良さをもっともっと皆さん伝えて、和室魅力を感じて欲しい。
まだまだ書きたいことが山ほどありますが、続きは小出しに。笑