あっと驚く最初の画面。
独特なタッチの絵と衝撃的な怪異描写が印象的な中山昌亮原作のコミックを実写化したホラー。
あるバイク事故をきっかけに次々とあらわになる怪異現象の謎を描く。
怪異のモノを見る能力があるヒロインを、石橋杏奈が熱演。作家の岩井志麻子が共演。
メガホンを取るのは『放送禁止』シリーズの長江俊和。
“オチョナンさん”
など不気味なキャラクターが特殊造形で見事に再現され、観る者を恐怖と不安に陥れる。
単なるホラーではない。
「仄暗い水の底から」
離婚調停中であり、娘の郁子の親権を夫邦夫と争っている淑美は生活を立て直そうと、郁子と一緒に
新しいマンションに引っ越す。
しかし、そこは雨漏りが酷い、水道水が不味い、上階の子供の足音がよく響くなど不具合が多く、また
彼女は何か不穏なものを感じていた。
2003年のジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭でグランプリを受賞した。原作は、短編集の1編「浮遊する水」。
2005年にはハリウッド版のリメイク『ダーク・ウォーター』も制作された。
最強と言われた映画版「リング」の原作・鈴木光司&監督・中田秀夫のコンビが放つまったく新しい恐怖。
とあるマンションを舞台に、幼い娘をかかえた母親を襲う非日常の出来事とは?
フィクション映画
「深川通り魔殺人事件」
深川通り魔殺人事件とは、1981年(昭和56年)6月17日午前11時35分頃、東京都江東区森下二丁目の商店街の
茨城県鹿島郡出身の元トラック運転手で寿司職人の経歴を持つ男(当時29歳)川俣軍司が商店街の路上で
主婦や児童らを包丁で刺し、児童1人と乳児1人を含む4人が死亡、2人が怪我を負った。
男は主婦や児童を刺した後、通行中の女性を商店街の中華料理店に引き連れ、女性と中華料理店の店員や家族などを
人質にとった(営業時間外)。
家族は店の裏口から逃げ、難を逃れたが、男は店の2階に立て篭もった。
中華料理店は駆けつけた警察官に包囲され、男の説得に当たった。
しかし、男は全く応じなかった。午後6時50分頃、男の隙を見て人質の女性が逃走した。
これを機に警察官が突入し、柳刃包丁を振り回し抵抗する男を取り押さえ、現行犯逮捕した。
女性に怪我は無かった。
白いブリーフにハイソックス姿で連行される男の様子(犯行時は下半身裸であったことを示す書籍もある。)がテレビ中継され
、世間の注目を集めた。
男は傷害事件などで7回に及ぶ逮捕歴があり、覚醒剤を常用していた。
男は逮捕後、取り調べで「寿司職人になろうと面接を受けたが、断られて腹が立った。
子供を持つ家族が羨ましかった、子供の父親が来たらいつでも恨みを晴らさせてやる、俺の腹を刺せばいいんだ」
小説などより怖い人間。