基礎塾・・・とっても小さな塾です。でも、「楽しさ」「温かさ」「わかりやすさ」は塾長の心と同じように?最大級だと思います!

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「明けの明星」がきれいですよ!

2011年01月08日 11時43分39秒 | 塾長のひとり言

昨日は受験生の冬期講習で天体の授業をしました。その中で、金星は時期により夕方右半分が輝く宵(よい)の明星として、また明け方左半分が輝く明けの明星として観察できると話しました。今はちょうど明けの明星が観察できる時期です。そして明日1月9日は金星の西方最大離角と言って太陽の真西側、つまり向かって右側に最も離れて見える日なのです。つまり、ここしばらくは左半分が輝くまぶしい金星がはっきりと観測できるチャンスなのです。

・・・という事で私は今朝早起きをして(・・・本当は娘《一般的には飼い犬と言う→》にオシッコに行きたいと起こされたのですが)6時半ごろまぶく輝く明けの明星を観測しました。6時半だと空はもう明るく、普通の星は一つも見えず、マイナス4等級の金星だけが白んだ空に輝いているので簡単に見つけられました。みんなも明日の朝6時半か7時ごろ南の空の高い位置明けの明星を観測してみてください。きっとその大きさと明るさ、美しさに感激しますよ!また、目の良い人なら金星の左下あたりにうっすらと小さな水星も一緒に観測できますよ

では

星の等級・・・むかし、夜空に見える一番明るい星を1等級、頑張って何とか見える星を6等級と決めました。そしてその間の明るさの星を2~5等級に分類しました。
今はもっと科学的に測定して決めているので、小数で1.2等級とかも有りますよ。また等級は1上がる毎に明るさがほぼ2.5倍になります。ということは、今見える金星はマイナス4等級なので、2.5×2.5×2.5×2.5×2.5≒100・・・なんと1等級の100倍の明るさです。す、スゴイこりゃ見ないわけには行かないぞ~!?