今週末19・20は「大学入試センター試験」です。
大学入試…ということで、今の君たちは中学生なので関係ありませんが、いづれ受けるときが来るので簡単に触れておきます。
「大学入試センター試験」とは…
1.
センター試験とは「大学入試センター」という独立行政法人が主催している試験です。つまり実施するのは大学とは別のところです。
高校で勉強する6教科の試験を実施して、受験者は希望する科目を受験します。
受験生は大学に「センター試験受けたよ!だからセンターに成績を請求してね」って願書を出します。
入試センターは大学からの請求によって、その受験生の成績を大学に送るのです。
大学は、センター試験の成績だけを使って合否を判定していもいいし、大学側で独自に試験を実施してセンター試験の成績と組み合わせて合否を判定してもいいのです。
つまり、センター試験とは、独立行政法人が大学の代わりに試験を実施しているものだと考えるといいでしょう。そして、大学はその成績を自由につかって合格判定をすることができるのです。
2.
国公立大学は、前期試験・後期試験と2回に分けて試験を実施します。つまり、受験生は2回チャンスがあるということです(ただし、前期試験を実施しないところや、後期試験を実施しないところもあります)。
前期試験・後期試験で別の大学を受験することはできますが、1つの大学の前期試験を受けたら別の大学の前期試験を受けることはできません。後期試験も同様です。
前期試験で合格した場合、後期試験の合格発表より前に前期試験の入学手続きをしなければなりません。前期試験の入学手続きをしてしまったら、後期試験は別の大学であっても自動的に不合格になります。
国公立大学以外にも「前期・後期」という名のつく試験を実施ししてる大学はありますが、国公立大学とは無関係です。
本来は「前期試験・後期試験」というのは、国公立大学が実施する試験のことです。
3.
センター試験はあくまでも点数を出すだけのものなので、「合格・不合格」はありません。
多くの国公立大学は、センター試験の成績と大学の独自試験(二次試験ともいいます)の成績を合わせて合格判定をします。センターと二次試験の配点は大学が独自に決められるようになっていますので、センターで高得点を取ればほとんど合格が決まってしまう場合もありますし、センターで高得点を取っても二次でいい点を取らなければダメな場合もあります。
また、センターだけで合否を決める大学もあります。
ところで、「2段階選抜」というものも存在します。俗に「足切り」と呼んだり「門前払い」と呼んだりもします。
これは、センター試験の成績が一定以上になっていないと二次試験を受けることができないということです。あらかじめ「□□点以上」と点数を決めているところもありますが、普通は出願されてから決定します。
これは、国公立大学の座席数や採点者の数などの都合で、多くの受験生を採点しきれないことで行っている措置です。
4.
私立大学でもセンター試験と独自試験を実施して合否を決めることができます。これは2のところで書いた「前期・後期」に関係なく、受験生は好きなだけ出願することができます。当然1つ受験するごとに受験料を支払います。
私立大学の多くは「センター利用方式」や「独自試験」などの複数の入試を実施し、受験生が併願できるようにしています。
ほとんどの私立大学の「センター利用方式」の場合は、独自試験を受験せずにセンター試験の成績だけで合否が決まります。
もちろん、ほとんどの私立大学で、センター試験を使わずに受験できる方式もあります。
ということで、今週末この試験を受けるOB・OG達がんばれ
※OB:old boys OG:old girls 学校や塾の卒業生、先輩のこと。OBは男の先輩、OGは女の先輩です。
保護者様 了解しました
大学入試…ということで、今の君たちは中学生なので関係ありませんが、いづれ受けるときが来るので簡単に触れておきます。
「大学入試センター試験」とは…
1.
センター試験とは「大学入試センター」という独立行政法人が主催している試験です。つまり実施するのは大学とは別のところです。
高校で勉強する6教科の試験を実施して、受験者は希望する科目を受験します。
受験生は大学に「センター試験受けたよ!だからセンターに成績を請求してね」って願書を出します。
入試センターは大学からの請求によって、その受験生の成績を大学に送るのです。
大学は、センター試験の成績だけを使って合否を判定していもいいし、大学側で独自に試験を実施してセンター試験の成績と組み合わせて合否を判定してもいいのです。
つまり、センター試験とは、独立行政法人が大学の代わりに試験を実施しているものだと考えるといいでしょう。そして、大学はその成績を自由につかって合格判定をすることができるのです。
2.
国公立大学は、前期試験・後期試験と2回に分けて試験を実施します。つまり、受験生は2回チャンスがあるということです(ただし、前期試験を実施しないところや、後期試験を実施しないところもあります)。
前期試験・後期試験で別の大学を受験することはできますが、1つの大学の前期試験を受けたら別の大学の前期試験を受けることはできません。後期試験も同様です。
前期試験で合格した場合、後期試験の合格発表より前に前期試験の入学手続きをしなければなりません。前期試験の入学手続きをしてしまったら、後期試験は別の大学であっても自動的に不合格になります。
国公立大学以外にも「前期・後期」という名のつく試験を実施ししてる大学はありますが、国公立大学とは無関係です。
本来は「前期試験・後期試験」というのは、国公立大学が実施する試験のことです。
3.
センター試験はあくまでも点数を出すだけのものなので、「合格・不合格」はありません。
多くの国公立大学は、センター試験の成績と大学の独自試験(二次試験ともいいます)の成績を合わせて合格判定をします。センターと二次試験の配点は大学が独自に決められるようになっていますので、センターで高得点を取ればほとんど合格が決まってしまう場合もありますし、センターで高得点を取っても二次でいい点を取らなければダメな場合もあります。
また、センターだけで合否を決める大学もあります。
ところで、「2段階選抜」というものも存在します。俗に「足切り」と呼んだり「門前払い」と呼んだりもします。
これは、センター試験の成績が一定以上になっていないと二次試験を受けることができないということです。あらかじめ「□□点以上」と点数を決めているところもありますが、普通は出願されてから決定します。
これは、国公立大学の座席数や採点者の数などの都合で、多くの受験生を採点しきれないことで行っている措置です。
4.
私立大学でもセンター試験と独自試験を実施して合否を決めることができます。これは2のところで書いた「前期・後期」に関係なく、受験生は好きなだけ出願することができます。当然1つ受験するごとに受験料を支払います。
私立大学の多くは「センター利用方式」や「独自試験」などの複数の入試を実施し、受験生が併願できるようにしています。
ほとんどの私立大学の「センター利用方式」の場合は、独自試験を受験せずにセンター試験の成績だけで合否が決まります。
もちろん、ほとんどの私立大学で、センター試験を使わずに受験できる方式もあります。
ということで、今週末この試験を受けるOB・OG達がんばれ
※OB:old boys OG:old girls 学校や塾の卒業生、先輩のこと。OBは男の先輩、OGは女の先輩です。
保護者様 了解しました