「陣笠」がピカピカになりました！

今日は一日奈良の家にいました。

片付けや掃除をしながらのんびり過ごしました。

その中でも一番頑張ったのがこれ！


ご先祖様が使っていた「陣笠」です。金色の家紋は当家の家紋です。
漆塗り専用のクリーナーで丁寧に磨いたのでピカピカでしょ

座敷の欄間に掛けられたまま私が幼いころからずっと埃をかぶっていて…以前から気になっていたのですが、今日何となくきれいにしようと思いたち、小一時間をかけてきれいに磨き上げました。

「陣笠」はもともとは武士が外出時に被るものです。漆の下は薄い鉄板や木や竹で出来ていて、兜とまではいきませんが、防具としての働きを兼ね揃えた日除け雨よけとしてかぶっていたものです。
私の家は武家ではなく、先々代（祖父の代）まではず～っと商人（あきんど）でしたので、これは防具としての陣笠ではありません。江戸時代に生きたご先祖様がお洒落や権威付けで被っていたようです。
久しぶりに輝きを取り戻した陣笠。ご先祖様は喜んでくれているでしょうか…。

さて、明日からはテスト勉強会後半が始まります。
君たちをピカピカに磨く手伝いを私にさせてくださいね

また面白いものが有ったら記事にしますね
ではまた明日、教室で