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霧吹き

2020年12月09日 17時49分41秒 | 勉強と雑学


これは明治時代に曾祖母が使っていた「霧吹き」です。

江戸時代や明治時代はこんな霧吹きを使っていました。吹き口に口を付け、勢いよく息を吹き込み使う霧吹きです。
※霧吹きの原理は・・・吹き出し口のところでは細い管から勢いよく吹き出された空気により気圧が低くなり、容器にたまった水が吸い上げられます。そして吸い上げられた水は吹き出された息(空気)と混ざり合って前方へ放出されます。(本当はもうちょっと難しい原理なんですが、何となくこんな感じです)


「霧吹き」って何に使うの?って思った人もいるかもしれませんが、例えば着物やシャツのシワをとるためにアイロンをかけますが、乾いた状態のままだとほとんどシワのばしがうまくできません。ところが霧吹きで水を吹きかけ布地を湿らせてからアイロンをかけるとうまくできるのです。
あるいは障子(しょうじ)を張り直すとき、どんなにピンと張ったつもりでもたるんでヨレヨレの障子になります。でも大丈夫!張り上りに霧を吹きかけ湿らせて自然乾燥をしてやると障子は見事にピンと張ります。障子も知らない人が居たら…障子ってこの記事の3枚目の画像のやつです➡この記事


では