電動カートは 交通弱者 買い物難民を救う

高齢化と買い物難民の因果関係は深い。コミュニティーバスより便利で自由にお出かけできる電動カートのエピソードなど。

足の不自由なベテラン奥様の悩み解消

2013年11月19日 | 日記
神奈川県大和市内へ配達に行くことになりました。
環八から高速へ乗り入れた頃からポツリポツリと落ちてきた。
雨だ!
小雨であって欲しいも虚しく横浜町田出口では本降りになっていた。

最近はカーナビのおかげで初めての場所も迷うこと無く到着する。
お住まいの前で車を止め『こんにちわ電動カートの組み立てに来ました』。
『待っていましたよ』少女のような笑顔で出迎えてくれました。

この奥様まだ70代前半ながら歩くことが困難で肘あてステッキを使っていました。
元気なご主人と2人暮らしですが、買い物は奥様の役目で大変な日々だそうです。
幼児が三輪車をかってもらった時とある意味おなじ感激だったんですね。

雨の中試乗をしていただきましたが少し不具合を感じ、再度訪問を約束し2日後に訪問しました。
少し前まで自動車を運転していたので運転がとてもお上手でした。
ところが玄関はかなりの段差があり、保管の場所がないのです。
幸い敷地が広かったのですが、家の周りは枯れ果てた植木鉢が無数にありました。
今の体調ではガーデニングどころではないのは歴然でした。
『息子さんはいらっしゃるんですか』の問に多摩と都内にいらっしゃるとのことでしたが・・・

スコップと刈り込み鋏を借りて整地を行い、木陰に置けるようにしました。
『息子さんに自転車置きテントを設置して貰ってくださいね』と伝えましたが・・・

今回もやはり便利な住宅地ながら買物に窮している現状を目の当たりにしました。
核家族と大家族、一長一短 好き嫌い 家族のあり方を考えさせられました。


あの笑顔が更に輝いていると確信しながら