アメリカ合衆国建国の父 ジョージ・ワシントンの霊言 より
ワシントン うーん、はい、分かった。私の時代は、アメリカの活動は小規模だったし、経済力も小さかったけど、現在は世界のナンバーワンだ。少し傾きかけてはいるけどね。
最初の問題は、中国経済とどう競争していくかだ。その次が、日本やインドやドイツ。だから、まずは中国経済のことを考えてる。中国は、やり過ぎだね。自分たちの能力や器の範囲で、実体経済の力の範囲内でやってる分には、何も言うつもりはないし、構わんけれど、高望みし過ぎだよ。中国は覇権国になろうとして、政治面でも経済面でもアジアやアフリカの国々を支配しようとしている。さらにはヨーロッパまで支配下に置きたい気になってるんで、大問題だ。
その上さらに、例えば南アジアの島々にも南沙諸島の問題がある。本当の問題は、中国がロシアに近づこうとして、中国とロシアが共同軍事演習をやってることだ。アメリカに対抗するために協力しているわけだ。
だから私は、中国とロシア、二つの強国を引き離したいんだよ。今はウラジーミル・プーチンと新たに友好関係を結びたいと思ってる。プーチン氏とは友達になれると思う。強いリーダーシップがある人だからね。オバマさんより、政治力を操る手腕があるから。私が次期大統領になれたら、ああ、「なれたら」じゃなくて、次期大統領に「なる」わけだから、プーチンとドナルド・トランプは――ジョージ・ワシントンかな?――良き友人になるよ。お互い、尊敬し合ってるし、互いの政治力や能力を評価できるからね。だから、ロシアとは協力するよ。
オバマさんは間違ってばかりだったから。
その一つは、クリミア問題が理由でロシアの敵になろうとしたことだ。クリミアの住民の65%はロシア出身なんだから、ロシアはクリミアを護る必要があるし、それが義務だろう。EUも失敗したね。この点においては、プーチンは悪くないと支持したい。
オバマがもう一つ、やらかした大間違いは、気が弱いので、核兵器の力を減らそうとして、「アメリカは絶対に、核による先制攻撃はしない」と宣言しようとしたことだ。今は同僚から批判されて、結論が出ていない状況だけど。当然、韓国と日本が北朝鮮を非常に恐れているので、その点は考え直さないと駄目だろう。
私は、戦争関連予算は抑制したいという考えだ。ただし、アメリカの政治力を弱めて軍事力を衰退させたいわけじゃない。建設的な道を選びたいから、効果的なことにだけ集中したいからだ。その前に、この二カ国あるいは三カ国間の新たな問題について判断を下さないといけない。私には判断できるから。これが本当の「経済性」だよ。「economize(経済化する=節約する)」という言葉の文字通りの意味で、兵器を使用することができる。アメリカを弱体化させるわけじゃなく、軍の運用における効率性のためだ。そして、やはり同盟国に対しては、「私たちに協力してほしいのなら、費用面で応分の負担をしてほしい」とお願いしたいと思う。アメリカをもう一度強い国にするためにね。
ドナルド・トランプとしての転生を明言
磯野 現在は、ドナルド・トランプとして生まれていらっしゃると。
大川裕太 ドナルド・トランプですね。
ワシントン ああ、そうです。
磯野 次期大統領ですね。
ワシントン だが、もうトシだからね。70歳だから、時間が足りない。8年しか大統領をやれない。だが君は、私の年になるまでには、まだ50年あるから、時間は十分あるよ。
大川裕太 ありがとうございます。努力しなければいけませんね。
磯野 はい、もう一度お聞きしますが、米国民にメッセージをいただけますでしょうか。
ワシントン 米国民の皆さん、私に一票をお願いします。 (質問者一同 笑)
大川裕太 はい、分かりました。
磯野 以上でしょうか。
ワシントン ええ、以上です。
磯野 はい、どうもありがとう……。
ワシントン それと、私を頼りにしてください。信頼してください。どうか、どうか信頼してください。
大川裕太 はい。
ワシントン それだけです。
磯野 それだけですね、分かりました。
ワシントン ヒラリーは選ばないでください。
大川裕太 メッセージは尊重させていただきます。
ワシントン それは、〝アメリカの死〟を意味する。
大川裕太 はい、はい。ありがとうございました。
磯野 素晴らしいお話をありがとうございました。
ワシントン どうもありがとう。(手を一回叩く)
大川隆法 はい。
磯野 大川隆法総裁先生、まことにありがとうございました。
大川隆法 はい。 (会場拍手)