友人から、個人宅の庭の草刈りを頼まれたので快諾してしまう。
1H千円で2Hで終わらせるように言われた。交通費は別に200円出すとの事。
翌日、友人と現地に行って確認する。家の方がいるようなのだが、玄関にチャイムは無く、ドアをノックしても誰も出てこないので、草刈りの場所を確認してその場を去る。
私は二日後の金曜日の朝7時から始めると、友人からその旨そのお宅に伝えてもらう。
当日も暑い日であった。
私は、そのお宅の駐車場に2台並列して駐車してあったうちの赤の外車の後ろに車を止めた。
その車が、前に来た時止まっていたので、奥様の車だとふんだからだ。それにもう一台はきっともうじき出るだろうから・・。
草刈り場所は2か所あった。
最初に、玄関前から始めたが、庭一面砂利がひいてあり、草刈り機は使用できないので、持ってきたカマと草取り用の道具を使う。
ところが、驚いたことに、最近自分の体が太ってきていた為、しゃがんで草を取ろうとすると、お腹が足の太モモの部分に当たってしまいとっても息苦しくなってしまって、長く続けられないことが、今!分かってしまった。
「・・・こりゃ、大変なことになってしまった!でも引き受けた以上やらない訳にはいかない!と、とにかく少しずつでも草を取っていこう。・・」
息苦しくなりながらも、時々立ち上がり深呼吸をしながら、休憩を二回取り、何とか玄関前はざっとではあるが、見た目にはきれいになったと思うので、ここを終わらせる。
そして、いつもの事ではあるのだが、またもやうんちがしたくなってきた。朝、ちゃんと済ましたのだが、ヨーグルト生活が定着してからとゆうもの、一日に何回もお通じがあるのである。
こりゃどうしよう?と思って辺りを見回すと、目の前に神社と公園が一緒になったような神社があるでわないか!
絶対トイレがあるな!と思って急ぎ向かうとやはりトイレがあって、なんと温水シャワー式であったので、私的には天国に上る気持ちになった。外には水飲み場もあった。
時は既に8時を過ぎていた。
次の場所は草刈り機が使用できるので、外回りの際の草をカマで刈って、そのあとで電動式草刈り機を使用する。丁度その作業が終わった時、若い旦那が外車で外出した。
私は、暑さに弱いので、(寒さにも弱いのだが・・)休憩していると、おばさんが来て、「居る~?」っと私に声をかけてきたので、私が、「居ますよ、どうぞ!」とは言えないので、門柱に付いている「インターホンで呼んでください!」っと言うと、「そんな事わかっている」と言った。
私はてっきり、保育園か何かのお迎えの人だと思っていたのだが、これが実は、このお宅のおばあ様だったのだ。
玄関から若奥様が子供を連れて出てきた。
「スゲ~美人!」私は5m程後ろにすっ飛ぶ。
しかもスタイルもよろしい!藤田朋子似、いや、それ以上の私好みなのである、が・・、素知らぬ振りをして休憩していると、おばあ様の車に子だけが乗り込み去って行った。
既に時間は、9時半を回っていた。
私はあと、刈った草を透明な大袋に詰めて門柱脇に置くだけなのだが、暑くて中々進まない。
奥様が、外出するので、今日の手当を支払いたいと言ってくれ、10時までの3時間分を頂く。
領収書を持ってきて、私の目の前で差し出したので、奥様の手のひらに乗った領収書に何故か緊張しながらサインする。
3枚目のTシャツを着替えていると、奥様が「ぶっ倒れないで下さいね!」と私の真ん前まで来て心配そうに言ってくれ、外車で外出した。私はぶっ倒れそうになったが必死でこらえる。
私は、体が熱くなって飲み物が欲しいのだが、手持ちの飲み物は全て飲んでしまい、奥様から頂いた500mlのほうじ茶も飲み干してしまっていた。
そうだ!神社へ行こう!
神社でジンジャーエール飲みたい!
私は一目散遁走寺へ行って、外にあった水飲み場の水を口に含む。
「ま、まずい!」
私は、もう何十年も水道の水を直接飲んだことがない!カルキが入っているので浄水してから飲むのだ。お風呂の水も、粉状のビタミンCを入れて中和しているのだ!とてもマイルドになるので、これにはまいるど!
せっかくここまで来たので、頭に水道水を流す。冷たくて気持ちが良い!
しかし、のどは渇いているので、神社周りを探したけど自販機は無かった。
しかたがないので、車で自販機を捜しに出る。幸い広い通りに出たらすぐ先に7-11があったので、栄養補給も兼ね、ドリンクやアイスやバナナや甘いものなど買いあさる、900円ぐらいだった。
車内でもクーラーを最強にしていたので、だいぶ体が冷えてきて元気が出てきた。
時間は、10時半を回っていた。
家にメールして、私の部屋のエアコンを入れておくようにお願いした。
大ビニール袋に草を全部入れ終えたのは、11時30頃だった。
大袋の数は、何と18袋にもなっていた。
それらを、門柱わきに集め、コンクリートの通路を竹ぼうきで掃くととてもきれいになったので、ここまで!ということでおいとました。
家では、帰りが遅いので、珍しく心配していたようだった(笑)
っというのも、2日前にうちの娘が熱中症にかかってしまっていたので、あながち噓ではあるまい。
その後、体のあちこちが非常に痛くて、大変だったことは、あの美人朋子は知る由もない。
後日、友人から連絡があり、とても良い人を紹介してくれた、また是非お願いしますとの事だったが、私は、何も言わなかった(笑)
私は、外仕事が向いていない、と言う事がいまさらながら、再確認した次第(笑)
※今回は本当に日射病の危険があった為、写真を撮る余裕はありませんでした~。 (了)
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