平成27年6月29日 企画総務委員会を傍聴しました、10時30分開催。
会議日程です、しかし何かの理由で2報告事項の(2)の九段小学校校舎整備に伴う避難所移転から始まりました。
続いて 1 陳情審査にうつりました、「日本テレビ放送網新スタジオ棟・・・」の審査です、しかし入口の部分で経過説明・区役所の対応・「早期周知条例」の限界性、説明に時間がかかり午前中の会議は休会に成りました。自分は店に行くので今日はここまでしか傍聴が出来ませんでした。
2の報告事項の「住宅基本計画」と「東松下計画」の報告が聞きたかったのですが、また午後から出直すのは無理なので議事録が出るまで待ちます。
この様に「開かれた区議会」と言いながら、重要性が有り区民生活に密接に関わる事の傍聴が出来ないのでは、開かれた区議会とは言えないでしょう。本会議の様にネットでの中継が有れば必要な部分だけでも区議会に行き実際の傍聴が出来ます、議事録に載らない部分が重要な部分で各議員の理解の程度・区の職員の理解と問題意識の把握が可能に成ります。
各議員の努力は認めますが、区民(当事者)が傍聴できる機会が失われるのは、決して「開かれた区議会」とは思えません。
今回も休会中にまちづくり担当部長の坂田部長の「早期周知条例の限界性・お互いに意見が交錯してまとまらず、痛み分けの状態になる・・・」とか、昨年の(平成26年秋)の段階で区は「日本テレビ網・・・」の計画は把握していたはず、早期周知の手続きの前に動けたのでは?とか。
「千代田区元庁舎跡地問題」「東松下計画」の時にも同じ様な問題、区の行政手法・手続き・定期借地権、などで問題になった部分です。傍聴しなければ分からない部分です、「予定調和」では問題点の区民への説明には成らないです、また各議員・区の職員の努力も見えないのでは区民の理解も進まないと思います。
早期周知条例制定の背景、2002年に建築紛争が多く起きて、また学校の周辺での建築計画から早目に計画を近隣・教育関係に周知することで計画の変更が出来るようにした。「建築主と地域関係者等との良好な関係を保持しながら円滑に建築が進めら れ、もって地域における生活環境の維持及び向上に資することを目的に、条例を 定めました。」
建築確認がまた地方自治体の業務だったにで、事業者も話を聞くことが多かったが、「中曽根行革」で確認業務が民間に委託されるように成って問題が起きるようになりました、その背景と思想が区の職員には理解が少ないように感じます、「出来ない」のでは無く「出来る事を」を区民目線で考える事が重要です。
自分も2009年の自宅隣地の「ワンルームマンション建設」問題から、区行政と関わりを持ち、色々と活動しました、マンションは出来ましたが「ワンルームマンション規制が22㎡から25㎡に変更になり、建築も「間違いを指摘して」多少は変更が有りました、また事業者の態度も良くなりました。
坂田部長は「まちづくり部」の住宅課長から部長に成ったようですが、「早期周知条例」の制定の背景の理解が少ないように感じます、「一生懸命行っているが、限界が有る!」。早期に計画が起きた時に事業者と話を進めて住民目線での解決を模索すべきと思います、以前の「まちづくり部長」の姿勢との違いを感じます。紛争調停の経験を生かして欲しいです。
また陳情の中には重要な「安全保障法制定法案の廃棄を求める意見書」の国への提出を求める陳情書・・・「安保法案の廃棄(撤回)を求める意見書をあげることについての陳情」の審査は、基礎的自治体(千代田区)の住民にとっても重要な問題です、各議員の意見が分からないのでは本当に区民の為の代理なのかの判断がつきかけます。
7月1日で会期が終わり、次は秋なのかな? 昨年(26年)7月の予定を参考にすると委員会が2〜3回開催してますが、8月はお休みでした。
政務活動費の公開はどこまで進んだのか?携帯などで写真を撮ってアップすれば簡単なのに!PCとか携帯の操作が出来ないのかな?家庭用の「家計簿アプリ」でも出来ますが。
もっともHPとかブログを更新している議員は少ないし、4年前の記事がしかUPしてない議員が多いのは、選挙の時期だけかな?忙しいのでしょう!。