2月27日(土)、長瀞アルプスを歩いた帰りに、以前からぜひ寄ってみたいと思っていた
天然氷のかき氷が食べられる阿左美冷蔵宝登山道店に行ってきました。
実は、こちらのお店の存在はかなり前から知っていたのですが
いつもここを通る時は寒い季節の登山の帰りで、たいてい一人です。
「一人でかき氷を寒い季節に食べるのも、なんだかな~」
と思って、これまで入店したことはありませんでした。
ところが、この日は珍しく、友人の連れがいたので、入店することになりました。
長瀞アルプス観梅歩きの模様は、こちらで。
こちらが、その途中で立ち寄った天然氷を作る氷池です。
かつては秩父地方にたくさんあった氷池も、現在はここのみとなってしまいました。
今年の採氷は終わっていますが、谷あいの場所に山から水を引いて凍らせ
大変な手間を掛けて天然氷が作られることを見学できる、貴重な場所だと思います。
こちらが、店内に展示されていた、天然氷を切り出す時の写真です。
少し古い時代の模様のようですね。
こちらは私が注文したあさみの果汁スペシャル3(1200円)です。
果汁蜜がみかん・ぶどう・白桃・メロン・苺の中から3種類選べます。
私が選んだのは、みかん・ぶどう・白桃です。
口直しに、小さな梅干しがついていました。
山盛りの量の氷に、最初はたじろいだのですが、食べてみたらなんとびっくり
口の中でふわっと融けて、するすると喉を通ります。
水の甘さと、果汁のおいしさがバランスよく溶け合って
喉ごしの良さはもちろんですが、なんとも言えない幸福感まで感じられるのです。
夏でもカップのかき氷を食べた時に、私は寒さを感じてしまうのですが
このかき氷は口中ですぐ融けて液体になってしまい、液体の温度も上がるからか
食べた後でも寒さを全く感じませんでした。
こちらは、友人が注文した黒蜜抹茶あずき(900円)です。
200円で白玉のトッピングがつきます。
こちらも筆舌に尽くしがたいほどのおいしさです。
食べている間中、一口ごとに驚嘆の声が漏れるほど、おいしいかき氷でした。
これまでは、一人でかき氷を食べても面白くないと思い、登山の帰りに素通りしているお店でしたが
今回の訪問で、その考えが間違っていることを、思い知らされました。
これからは、長瀞に行ったら、帰る電車を1本遅らせても、必ずこちらに寄ることにしたいと思います。