プラユキ師と脳神経外科医の篠浦先生の脳をめぐっての対談本「脳と瞑想」(サンガ)
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プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎 | |
サンガ |
「脳と瞑想」はざぼんによるイラストつきです~
ざぼんのイラストと関係あるあたりの 脳と瞑想の本文を拾い読み~ その
P178_十二支縁起と自我観念の解体
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プラユキ
…瞑想の目的は智慧を得て、苦しみから自由になっていくことと、一切衆生への深い慈悲を育てていくことです。
瞬間瞬間に気づいていくことはその手段です。…
…智慧を得ていくためには、…あるがままの洞察に進んでいくことが大事です。
…
人間における不安やおびえ、恐れといったものは、動物のそれとは違うと思います。…動物はもっぱら身体的な痛みや死を恐れますが、人間はそれ以上に「心が傷つく」ことや「自我の死」を恐れているわけです。…
…自我が衰退、消滅することを私たちは恐れたりおびえたりして、苦しんでいるのです。
ブッダが悟った十二支縁起でも、「自我」の誕生を意味する「生」の次には、「老死愁悲苦憂悩」が来ています。
この「老死」も、身体的な老いや死のことではなく、自我の衰退や消滅のことを言っています。
それゆえ、気づきの瞑想などで自我観念が解体すれば、それに伴って自我にまつわる苦しみのすべても消え去ることになり、心も自ずと解放されていくという道理なのです。
< 「脳と瞑想」P177~P179>
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ないものをあると思い込んでたんだぁ、とわかったとたんに、苦しみが消えるぅ~
自我観念を解体しちゃう「気づきの瞑想」ってなに?
気になったら!
ぜひぜひ「脳と瞑想」、ご一読ください
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