プラユキ師のワット・パー・スカトーと同じ「ルアンポー・ティエン師が伝えた動きの瞑想」を実践するワット・ソンパナス。
そこで瞑想体験をされた中川吉晴氏の寄稿文が、「サンガジャパン Vol.12(2013Winter) 特集「無常」」に掲載されています。
タイの森林寺の日常のようすや、中川氏の瞑想体験が記されています。
タイの森林寺にご興味のある方、ぜひご一読ください
以下、ほんの一部、抜粋してご紹介します。
「ルアンポー・ティエン師が伝えた動きの瞑想」は簡単で効果があるとの、ワット・ソンパナスの住職のコメント部分。
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住職は「とにかく朝起きてから夜寝るまで、起きているあいだは、自分の動きに気づいているようにしなさい」と言った。初日は、思っていた瞑想とちがったので拍子抜けした感じがし、同じことのくり返しで退屈していた。それを察してか二日目の途中、住職は私に「退屈ではないですか」と問いかけ、「つまらなく思うでしょうが、私はいろんな瞑想を試してみて、これがいちばん簡単で、効果があることがわかったのです」と話した。
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「思っていた瞑想とちがったので拍子抜けした感じがし」た瞑想者は、プラユキ・ナラテボー師の本「苦しまなくて、いいんだよ。 」 にもでてきます。
さて、瞑想を実践される皆さまからよく質問のある、「瞑想中の眠気」については、中川氏は次のように指導され、対応されました。
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そして住職は「まずは眠気を見るようにしなさい」と言った。
それから一週間、たしかに眠気は大きな問題となった。ときどき眠気が襲ってくるが、眠るわけにはいかず、少しの休息もとれない。柱に寄りかかって目をつむるときもあったが、どうも落ち着かず、すぐに目を開けて、歩くことにもどった。眠いときは、早足で歩きつづけることで、それを切り抜けようとした。眠気に襲われながら早足で二時間くらい歩きつづけると、眠気は抜けていった。やがて眠気を見ることもできるようになった。
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さらに瞑想による深い気づきの体験レポートと考察に続きます…。
サンガジャパン Vol.12(2013Winter) | |
アルボムッレ・スマナサーラ,福岡伸一,中川吉晴,北川貴英,デニヤーイェ・パーンニャーローカ・ブッダラッキタ,片山秀光,村上光照,藤本晃,佐藤哲朗,しりあがり寿,石井光太,田口ランディ 村上光照,末木文美士,蛭川立,ぐっどうぃる博士,田中貴子,石飛道子 | |
サンガ |
中川氏も体験された「眠気」。とってもよくわかります~
わたしも強烈な眠気に襲われつづけたことがありました。
座って手動瞑想している時はソッコー熟睡、歩きの瞑想中でも歩きながら倒れんばかりの強大な眠気…。
ただただガシガシガシガシガシガシと歩き続けたものです…
こちらの過去記事も「眠気」とその対応方法についてです。ご参照ください↓