プラユキさんがこんなツイートをされました。
ざぼんもしてました、『ラベリング』
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瞑想難民防止のため、ラベリング系瞑想の際に留意すべき言葉の性質を列挙
・言葉の恣意性
・言葉の連想性→思考や感情の増幅
・言葉の含意性→ネガティブな含意があるものに対する抑圧や回避
・言葉のバーチャル性→現実的感覚からの乖離
・言葉の選択に気を取られる→今ここのあるがままへの失念
ざぼんが習ったラベリングの方法は、動きや思考、感覚について言葉を使ってサティ(念)を入れていく、という感じのものでした。
歩きの瞑想の時は、足裏の動きを内言で実況中継していきます。(足裏が床から離れたら)「離れた」→(前に出たら)「進んだ」、、と『ラベリング』していきます。座る瞑想の時は、おなかの動きを実況中継。「ふくらみ」→「ちぢみ」と。
出てきた思考に対しては「思考」「妄想」、感覚があれば「痛み」「しびれ」、感情であれば「怒り」「欲」「慢」、、などと『ラベリング』。
こうして『ラベリング』して、ビミョーで微細な動きや感覚にも念を入れられるようになっていく、、というもの。
(以上、ざぼんの記憶までにて。不正確な点ございましたら悪しからずご了承ください_(._.)_)
微細な感覚にサティをいれる作業は楽しかった!
・・・のですが。
ビミョーな感情や思考に「妄想」「雑念」などとやっているうちに自分がネガティブな言葉で覆われているようなイメージが膨らみ&固定されてしまいまして。
それはそれはツラかった~
<図>「妄想」「雑念」にヤられてる頃の、「私って、、」の脳内イメージ
ということで!
ラベリング系瞑想に取り組まれる際には、プラユキさんのツイート内容をぜひぜひご参照されることをお勧めする次第です
【ふろく】プラユキさんのツイート内の専門用語メモ
以下、ざぼんがweblio,三省堂大辞林より引用&再構成したメモまでにて。
・言葉の恣意性
恣意性 [ソシュールの用語]言語記号の音声面(能記)と意味内容面(所期)との間には自然な結びつきが存在しないこと
能記(文字や音声)=シニフィアン:記号表現
所期(イメージや概念、意味内容)=シニフィエ:記号内容
恣意 ①その時々の気ままな思いつき。自分勝手な考え。
②物事の関係が偶然的であること。「言語のー」
・・・ざぼん的にざっくりまとめると、
「文字/音声」とその「イメージ/概念/意味内容」の結びつきは、自然なもの(あるがまま)ってわけじゃないよー
・言葉の連想性→思考や感情の増幅
連想 ある観念につれて、それと関連のある他の観念が頭に浮かぶこと、また、その観念。
・言葉の含意性→ネガティブな含意があるものに対する抑圧や回避
含意 ①表面にはあらわれない意味を文意に持たせること。また、その意味。
・言葉のバーチャル性→現実的感覚からの乖離
バーチャル [二]現実ではなく、コンピューター技術によって生成されたようなさま。仮想的なさま。
・言葉の選択に気を取られる→今ここのあるがままへの失念
これはざぼん的に、、「痛み」→あれ?消えないな。あ、「怒り」か→あれ~やっぱ消えない→「欲」?→ちがったか~
ぜーんぜん、「今ここ」にいないや―(∀`*ゞ)エヘヘ