紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き3 #8 「地下に潜むヒーロー」

2014-01-25 | Castle
「地下に潜むヒーロー / Muder Most Fowl」

夜の公園でBMXに興じる若者二人。だがその一人が何かにつまづいて転倒する。
つまづいたその物体とは?その頃キャッスル家ではアレクシスがペットの
ねずみ(ハムスター?)に餌やり中。それを見てキャッスルは古いホラー映画
「ベン」の事を話す。「ベンって誰?」(By : アレクシス)

事件の一報を受けて現場に到着したベケットとキャッスルのご両人。今回は
公園でBMXライダーが遺体を発見。男性の射殺体である。IDからレナードと
いう人物と判明。財布等もある事から物取りではない。そして胸ポケットには
鳥の羽が入っていた。キャッスルは直ぐに「犯人からのメッセージだ」と
意気上がる。

エスポジートの調べで被害者レナードは地下鉄職員。独身で子供もいない。
両親も既に他界。前科もなく動機がわからない。そしてラニーの検視の結果、
まず遠距離から胸に一発撃たれてその後至近距離からとどめの2発を撃たれて
いた。

ライアンらはレナードの自宅へと出向く。何やら地図に色々書き込んでいて
殺害現場にもBHSとの文字がある。室内には暗視装置やらパラボラマイクと
いった品々もある。

ベケットとキャッスルは会社の上司リベラに話を聞く。レナードは仕事一筋
の男で人付き合いは悪かったが友人が一人いた。その友人で同僚のアーサー
によると彼の考案した電球ボックスは好評だが、そのお陰で売れなくなった
旧式の電球を売る会社は面白くない筈だと答える。


ライアンの調べでレナードは上司のリベラが旧式の電球を闇で販売していると
労働相談所に通報していたらしい。それがバレるとリベラは失業し年金も
受け取れなくなる。そしてリベラは以前は海兵隊員で射撃で表彰された経験
もあるのがわかった。

ベケットはリベラを呼んで聴取する。売れなくなった旧式の電球をコスタリカ
に売り飛ばして10万ドル以上も荒稼ぎしていた事を追及すると「何の事やら~」
と惚け倒すが、殺人を追及すると事実を話し出す。電球の横流しは認めるが
犯行時刻もコスタリカへの発送手続きをしていたとぬかす。

リベラは供述通り殺人には関与してなかった。交通課が彼をマークしていた
のだった。そしてライアンの調べでパラボラマイクの販売元に聞くとBHSは
そのマイクを購入したバイロン・H・シンガーという人物の略称だったのだ。

ベケットはシンガーを呼んで話を聞く。彼はマイクをレナードに貸して現場
を押さえるように・・と言うので浮気現場か何かと尋ねたら何とアカオノスリ
という鳥の事だったのだ。レナードは鳥に殺されたのだ。(んな訳ないってば)

キャッスルが帰宅すると家は大騒動。何とアレクシスのペットのネズミが
逃げてしまい、もうてんやわんやの大騒ぎ。だがクローゼットのカメラを
見てキャッスルはピンとくる。

翌朝キャッスルはベケットを現場に呼ぶ。レナードが鳥を見に来ていたのなら
写真を撮っていた筈。しかし現場にカメラはなかった。それでキャッスルは
木から撮影したのかと思い上を向くとカメラが木にぶら下がっていた。直ぐに
署で撮影した写真を見ると鳥の写真の他に、子供に銃を突きつける男の写真が
あった。レナードは誘拐現場を目撃して殺されたのか?


早速誘拐事件として捜査本部が立ち上がる。何処の誰かもわからない上に
捜索願いも出ていない。両親は脅されているのか?少ない証拠で捜査を
開始する。

エスポジートが現場でプレッツェル売りのおやじに聞くと似たような男の乗る
車を見かけたらしい。だがその車種のサターンは周辺では6,000台もの登録が
あるらしい。市内の学校で欠席している子供も捜そうにも今は風邪が流行って
いて欠席者はアホ程いる。しかしキャッスルは少年の履く靴下の染みを見て
アレクシスもサッカーで相手選手と接触した際に同様の染みが付着したらしい。

市内の少年サッカーチームでその日に練習していたのは1チームのみ。その
写真を見ると少年を発見。名前はタイラー・ドニゴール。両親は離婚して
母親に引き取えられていた。今は麻酔医と再婚している。別れた夫の写真を
見ると該当する。だが息子を連れ出すのに銃は必要か?

母親のミレールが医師の夫と共に署にやって来る。写真を見せるが元夫の
ディーンかは判らないと言う。だがディーンは銃を所持しているらしい。

同年代の子を持つ親の身を案じるキャッスル。ディーンの自宅には生活用具が
ないのがわかる。そしてライアンは清掃員をする彼の職場のPCを見て彼が
インディアナポリス行きの航空券をチェックしていた履歴があった。

ディーンがカードを使用したのがわかる。空港近くのモーテルを予約していた。
ベケットら捜査チームは直ぐに急行する。部屋にいるディーンを速攻で逮捕。
だがタイラーがいない。ディーンによると何者かに誘拐されて指示されてここ
まで来たらしく、指示通り動かないと子供を殺すと脅されていると言うのだ。


署でディーンを聴取する。彼はタイラーを迎えに公園に行ったがいなかったので
部屋に帰ると携帯が置いてあった。そこに誘拐犯からのメールがきて指示通り
動けと命令してきたのだ。だが何故息子を誘拐したのか?

署にミレールが夫と共に来てディーンを見るなり騒ぎ出す始末。そこへ犯人から
新たなメールが送られてくる。タイラーの動画もあり「エースに餌をやって」
との声が。だがペットは飼ってないらしい。そしてディーンが勤務するオフィス
ビルへ来いとのメッセージがくる。ここはディーンがどの部屋へも入れるらしい。
犯人はこのビルに目的があるのだ。

キャッスルはタイラーが言っていた「エース(ACE)」の意味を考えるとピンと
くる。これは地下鉄の路線図からきていたのだ。A,C,E3つの路線の重なる駅は
犯人が指示してきたビルの真下になる。

駅の地下にはベケットら捜査チームが来て辺りを隈なく捜査する。その頃
ディーンには隠しカメラを付けてビルに潜入させる。犯人の指示した37階へ
エレベーターで向かうが直ぐに犯人2人が入って来て39階に行けと言ってくる。

ベケットとキャッスルは地下で明かりのある一室を見つける。スマホで扉の下
から撮影すると男がタイラーに銃を向けている。そこでレナードの開発した
電球ボックスでブレーカーを落としてベケットが部屋へ突入。暗闇の中銃声が
響くが・・

犯人2人は目的の品を奪いディーンを連れてエレベーターに乗って下に降りる。
だが扉が開くと警官隊が銃を構える。タイラーは?


心配顔で待つディーンの元へ無事だったタイラーが戻って来て親子が再会を果たす。
涙のディーン(涙の私・・)事件は元債権トレーダーのキンケードが企てた。
証券会社に侵入して未公開株情報を盗む目的で声帯認証が必要なのでディーンを
連れて行く為にタイラーを誘拐したのだった。だが結果的にレナードの発明が
意外な所で役に立ったのだ。

キャッスルが帰宅すると、ネズミ一匹ですっかり落ち込むアレクシス。彼氏の
アシュレーから貰っただけにショックだったようである。そこへそのアシュレー
がやって来る。恐る恐る告白すると「いいよネズミくらいで・・」とあっさり
許す。(そりゃそうだ)そして慰めながら二人の顔が近づき・・(はいはい・・)
そこでマーサの悲鳴がこだまする。どうやらネズミ発見?

~今回は~

ネズミが今回のキーパーソンになってました。最後の犯人はエレベーターで
袋のネズミで家のネズミも発見?したようで・・

ギャーギャーとヒステリックな元妻ミレールを演じたのはEver Carradine。
「ユーリカ」ではカーター保安官の妹役でしたね。

ディーン役はJohn Pyper-Ferguson。「アルファズ」のスタントンや
「バーン・ノーティス」のケンドリック役の俳優さんでした。

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では、また


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