紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

CSI : 13 科学捜査班 #2 「皆殺しのダイナー」

2014-04-22 | CSI
「皆殺しのダイナー / Code Blue Plate Special」

警官も立ち寄るダイナー。その店の前で立っている男に脅えるウエートレスの
イーディ。だがその男は直ぐに姿を消す。店を経営するヴィンセントは商品の
補充で保冷庫に入って行くが・・・

ニック、サラ、グレッグの3人はいつものようにそのダイナーに食事に来る。
そこへパトカーも来たので警官に話を聞くとヴィンセントが保冷庫から出られ
ないと通報があったと言う。そして店内に入ると信じられない光景が広がる。
客や店員8人が皆殺されていたのだ。


ニックらは早速現場検証を始める。常連客や店員の計8人も射殺するという凄惨な
現場にさすがのブラス警部も怒りを抑えられない。とりあえずイーディに付き
まとっていたストーカーのロナルド・バスデリックを緊急手配する。そして現場
にはフィンも合流し、直ぐ落ちている指を発見する。

グレッグは保冷庫に入って検証する。そしてニックはヴィンセントの着衣を調べて
いると彼の弟オーウェンの妻シーラが駆けつけて来て、夫の訃報を聞かされて泣き
崩れる。

入院していたエクリーもようやく退院となった。ラッセルは見舞いに行って声を
かける。彼の家族は前回の事件の影響もあってシアトルに戻ったらしい。だが
エクリーとモーガンの父娘は親子の絆が深まったらしく満足げな表情を見せる。

ラッセルも現場に合流。8人の遺体の内5人は回収されたが残る3人に疑問が残った。
フィンによると撃たれた時と座っているのが不自然だと気づく。3人は撃たれてから
動かされていた。それは何故か?

グレッグは保冷庫にあった防犯カメラの映像をチェックする。やはりヴィンセントは
閉じ込められていた。そしてホッジスがエクリーの事をモーガンに聞いてくる。やたら
おどおどするモーガンにグレッグは不思議がる。

ロビンスとデヴィッドが遺体の検視をしている所に何とバスデリックが来て、
イーディの婚約者だと名乗って指輪まで出す始末。だが直ぐにサラが駆けつけて
靴跡が現場の跡と一致したのを確認して速攻で逮捕する。


早速ブラス警部とサラがバスデリックの聴取を始める。店の前でイーディを見た後
再度来ると皆既に殺害されていたと言う。通報しなかったのは死んでいたからだと
答える。(だったら通報しろ!)DNA提供にも「ベガス署は腐敗している」と言って
拒否しくさる。(腐敗しとるのはお前の頭じゃ!)

動かされていた3体の遺体の内アレックス・ブレナーという男性は個人情報がアクセス
拒否になっていた。何か訳ありのようである。

ブラス警部の元に連邦保安官カレン・テイラーがやって来る。実はブレナーは
ある凶悪犯に不利な証言をして命の危険にあるので証人保護プログラムでベガスに
移住していたのだった。その悪党はブレナーと共に無関係な人間も平気で殺す
奴らしい。

サラとグレッグはバスデリックの犯歴を調べていると以前彼自身が訴えて勝訴し、
おまけに相手を銃で撃って正当防衛になっていた。

ロビンスの検視で3体の内ロバート・リオスという男性の胃の内容物はダイナーに
ないピザを食べていたのが判明する。

ホッジスの調べでリオスの胃から出た繊維から銃の痕跡がわかる。ニックはリオス
が射殺に関わったと推測する。

リオスは誰が殺したのか?ラッセル達は現場で事件を再現して射殺した順番を
推察する。そこでイーディが最後に射殺されたのがわかった。ではバスデリック
は何処で関わっているのか?


リオスは定期的に金を受け取っていたのが判明。その相手は何とオーウェンの
妻シーラとわかる。彼女はオーウェンの元カノだったのだ。金を渡したのは
認めるが殺害依頼は否定。ヴィンセントも彼女の関与を否定する。

そんな中、ダイナーで再び発砲事件が起きる。ニックも急行するが、新聞配達の
青年が販売機にあった銃を見つけてそれが暴発した。そして新聞の中を見ると
もう一丁の銃も発見する。犯人が隠していたのか?そしてそこからバスデリック
指紋を採取する。

早速バスデリックの聴取を始めるが「何の事やら~」と惚け倒す。しかしラッセル
は彼が脅迫性障害を患っているのを見抜き、事件の関与を否定する。

フィンとニックは銃を隠してあった新聞販売機を調べると中身が買えないように
細工してあるのを確認する。コインを詰めていたのだ。そのコインは「寛永通宝」
と書かれてある。ニックは「中国のコインだ」と言う。(日本のコインやろ!コラ!)

ニックはヴィンセントを聴取する。彼は真面目に店を経営していたが、弟のオーウェン
は逆タマに乗って優雅に暮らしていた。そんな時ホテルから出店話がきたがオーウェン
は反対。それでリオスにオーウェン殺害を依頼。だがマスクを剥がされたので、無関係
な客まで射殺。予定が狂ったのでヴィンセントはリオスを射殺し仲間のイーディまで
殺めたのだった。(何たるサンタルチア)


事件解決後、バスデリックは自分の無実を誇らしげに話すとサラは激怒。「あんたが
ストーキングするから定時に帰宅出来ずに残っていた為に巻き込まれたのよ!」と
彼を責める。そしてラッセルはシアトルに帰った妻達に電話するが、どうも旗色が
悪い。彼もまた家庭に問題を抱えるのだった。

~今回は~

寛永通宝を中国のコインと言うあたりはいかにもアメリカですな。日本語も全て
中国語と同じという発想もアメリカ人には「お~オリエンタル!」てな感じなの?

ヴインセントを演じたのはArye Gross。「キャッスル ~ミステリー作家は事件
がお好き」ではシドニー役でしたね。

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では、また


2 コメント

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突然失礼します。 (匿名)
2015-03-18 02:18:36
突然失礼します。私はCSIが好きなのでこの様なブログを様々見てきますが、ここで一つ不躾ながら訂正をば…一CSIファンとして制作側ミスとして扱われている「寛永通宝」について訂正を。
CSIに関して関係はありませんが是非最後までお読みください。
寛永通宝というのは日本古来の物でなく扱いとしては渡来銭という部類に入ります。
とはいうのも鎌倉室町時代に中国から大量の硬貨が渡って来たことによりその技術を借り日本でも硬貨(寛永通宝)を作りました。そして江戸時代になると寛永通宝が逆に海外へと渡りました。このことから寛永通宝は中国でも多く出土し、今では古銭といえど価値がなくただの民間人でも手に入れることの出来る今の硬貨より安い昔のお金として人の手に渡っています。
さして海外において、所謂使える硬貨としてそ知らぬ顔でそれらの硬貨を支払いに使用する事詐欺がままあります。
それにより古銭による詐欺が起きるとたとえ日本の古銭でもアメリカ人としてはその古銭を出してカウンターで常連との話のネタとして中国人にやられた、などという笑い話として使われています。(これは渡米時に今回の舞台となった店そっくりのダイナーで店の方から教えていただきました)
つまり寛永通宝は日本独自の物でなく、この話の流れから見てすれば中国人のもの、と言う扱いをするのが妥当なのだと私は推測しました、でなければダイナー店主にニックが詰め寄ることも出来ませんから。
元来CSIシリーズは国内(アメリカ内)に発信するのがメインになりますので何も気にすることなく内輪ネタとして、そして翻訳者も個別に解説が来るわけではありませんからセリフをそのまま翻訳したというので今回の様なある種詰めの甘いものになってしまったのは残念ですが制作側が間違った認識はしていないと私は思います。
長々と失礼しましたがこれを読んでニックや制作側が中国のものだ、と言ったのがただの間違いではない、という例として頭の片隅に置いていただければ幸いです。
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解説有難うございます (紀州のプーさん)
2015-03-18 02:49:06
詳しいご説明有難うございます。随分前に見たエピソード
だったので「寛永通宝?」と思ってました。私もそこまで
寛永通宝をはじめ古銭等に詳しくなく、またしてもアメリカ
の勘違いオリエンタル趣味ぐらいに思ってたのかな?
いづれにせよ、こんなにも詳細な解説をして頂いたのは
初めてなので感服しております。まぁ所詮は素人の適当
ブログなので(嘘はいけませんが)その辺りはお手柔らか
にお願いしますね。これからもよろしく。
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