CSI : 14 科学捜査班 #1 「葬送の時」

「葬送の時 / The Devil And D.B.Russell」

話は3日前に遡る。前シーズン最終話でモーガンまで拉致されてしまった所から
話は再開する。彼女が乗せられた車が発見され、ニックとグレッグが急行する。
コンテナ倉庫がある場所で金髪女性が槍で串刺しになった死体を発見する。
モーガンなのか？

ではなかった。だが安心は出来ない。ダンテの「神曲」にまつわる殺人なら
まだ後4人殺されるのだ。それまでに生きてモーガンも救出せねばならない。
もう一刻の猶予もないのだ。

ブラス警部とエクリーは逮捕した運転手のジェイクを聴取する。だが「何も
知らね～」と寝言をぬかすとエクリーはブチ切れ！「吐け！吐け！おらー！
なめとったらイテまうぞ！」だが「ラーソンの指示だった」とほざくだけだった。


ラッセルはラーソンを追及するが相変わらず「何の事やら～」と惚け倒す始末。
訳のわからぬ発言連発でラッセルは爆発寸前。そしてキティが事件の鍵を握る
と言い、テイトが犯人ならまだ続くと予告しくさる。

モーガンが目を覚ますと薄暗い部屋で首を鎖で繋がれていた。横には同じ
ように拘束されているエリーもいる。彼女は「ここは地獄よ・・」と呟く。

ロビンスとデビッドが倉庫で発見したデニースを検視する。死因はやはり
串刺しが原因なのは明らかだった。だが犯人のものと思われる汗を発見。

ニックとグレッグは倉庫で遺体が置かれていた舟を調べると骨組みに怪しい謎の
数列が書かれてあった。これは何かのメッセージなのか？

捜査が暗礁に乗り上げラッセルも焦りの色を隠せない。そこへ休暇中だった
サラが帰って来て早速捜査に加わる。彼女の調べで以前キティが客引きで逮捕
された際にテイトもいたが逮捕はされなかった。早速キティを聴取しようと
するも彼女は姿を消していたのだ。

フィンはテイトの家を捜査していると記者のマチストンが表れる。彼の部屋の
前に犯人からのメッセージと共にUSBメモリーが置かれてあった。早速それを
見ると何と椅子に縛られたモーガンが犯人からのメッセージを読んでいる。
何と彼女かエリーのどちらか殺すから選べとぬかすのだ！

ラッセル達もこの映像を見る。エクリーは娘の姿を見て犯人に対する怒りが
大爆発！ラッセルは映像のモーガンの目線がずっと上向きなのに着目する。

ブラス警部は元妻ナンシーに一人を選べと言われてどうすると追及される。
もちろん娘のエリーは大事だが、究極の選択では疎遠の娘でなく同僚モーガン
を選ぶと言うのだ。


フィンとニックはモーガンの映像に入っている雑音を解析すると飛行機音だと
判明する。そしてグレッグは例の数列から何かの暗号だと推測する。

拉致されているモーガンはエリーに希望を持つように説得するも「どうせここで
死ぬんだし・・」と諦めモード。ブラス警部が元妻を呼んだと言っても「どうでも
いいし・・」とクソ生意気モード。

捜査に行き詰まっているラッセルにキティから電話がかかる。教会まで一人で
助けに来て欲しいと言う。ラッセルは言われた通り一人で行く（なんでやねん！）
だが既にキティは惨殺されていた。そして背後にはテイトが銃を構えて立っている。
黒幕がいるような事を臭わせて逃走する。しかしテイトの乗る車が突然炎上する。

結局テイトは黒焦げ＆バラバラ死体となってしまう。彼もまた犯人の標的だった。
そして電話が鳴る。エリーからで「どちらか選ぶ時間が来た」と言われるが
「無理だ」と返答する。

ラッセルが悩んでいるとマチストンが来て励ます。(こいつが怪しい・・）
そしてテイトはただのポルノ野郎だと判明する。少年と女性との夜の2回戦を
鑑賞していたのだ。その少年の中に関係者がいるとラッセルは推測する。


その読みは的中で、ニックの調べた結果ジェイクの兄マシューのDNAがキティの
遺体から採取された。だがこの兄弟はなんでこんな手の込んだ殺人を繰り返す
のか？

兄が犯人なら弟は監禁場所を知っている筈。ラッセルはラーソンにジェイクを
聴取させる。(なんでやねん！）「お前は罪深き人間だ」(お前が言うな！）
「私に言うのだ！何故聞きたいかって？続きはCMのあとで・・」(嘘です）

監禁されているモーガンとエリーは鎖を外すのに成功して外へ脱出するが、
マシューが銃を構えている。だがモーガンはマシューの股間を蹴り上げる。
そして格闘になるとエリーが銃を奪ってマシューを撃つ。だがホっとして歩き
出すモーガンも撃つのだ！その場に崩れ落ちるモーガン。

捜査チームが駆けつけるとマシューは既に息絶えていてモーガンも危険な状態
だった。銃を手にした極悪小娘エリーは「この男がモーガンを撃ったのよ」と
こしゃくな嘘をつく始末。

ホッジスの調べでマシューは銃を撃ってなかったのが判明。サラは直ぐにマシュー
の携帯の写真ホルダを見ると、何とマシューとエリー、それにナンシーの3ショット
写真があるのだ。マシューとエリーは恋人同士つまりはグルだったのだ！

その頃、ブラス警部はナンシーのいる部屋へと向かう。だが中で見たのは
元妻ナンシーの変わり果てた姿だった。絶句する警部の背後で銃を構えるエリー。
そう、彼女が殺害したのだ。「俺を撃ちたきゃ撃て」という警部を撃つ事は
出来なかった。その場で泣き崩れるブラス警部・・・。


ラッセルに声をかけるマチストン（結局犯人ではなかった。私の予想は大ハズレ）
「頭の中の声が聞こえなくなったらどうしますか？」（知るか！やっぱり怪しい）

事件解決後、ナンシーの葬儀が行われる。だが参列者は警部の他はCSIメンバーを
除くと数名・・。（元妻となるとこんなに少ないの？）あまりの憔悴ぶりに
仲間達も声をかける事も出来なかった。（ブラス親父～切な過ぎるぜ！）

～今回は～

いよいよ始まった「CSI : 14 科学捜査班」。前シーズンはエクリーが被弾。
そして今回は娘モーガンも被弾という凄いスタート。警部には辛い始まりに
なりましたが、これから毎週楽しみですね。今シーズンはキャサリンがゲスト
出演もあったり、「CSI : サイバー」のお披露目エピもあったりと盛り沢山。
サイバーといえばキャサリン演じるMarg Helgenbergerはサイバー軍で頑張って
ましたね。

聖書だったりギリシャ神話だったりと私には縁遠い世界で、今回はかなり
難しい内容でした。

本編終了後に「第2話以降はご加入者の方がご覧いただけます。」のテロップ。
私はあれを見て思わずチャンネル追加してしまったんですね。その後スタチャン
までも・・・（あ～働けど生活は楽になれず・・）


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では、また