キャッスル ～ミステリー作家は事件がお好き7 #4 「小さな目撃者」

「小さな目撃者 / Child's Play」

(HPより)

アイスクリームの移動販売車内で男性の遺体が発見される。事件発生時、車内のキ

ャビネットに誰かが隠れていた痕跡があり、小学２年生向けの配布プリントも落ち

ていた。ベケットらは小学生が事件を目撃したと見て、目撃者捜しを開始。ところ

が子供たちに聞いても、おびえているのか、誰も目撃者だと名乗りでてくれない。

キャッスルは教室で子供たちと過ごしながら、目撃者を見つけようと奮闘する。

(以下、ネタバレ）

エスポジートの調べで被害者アントンが口論していた相手の車が判明。ジャッフェ

という元警官の男だが彼もまた殺害されていた。防犯映像からこの２人は時間を空

けて私書箱のある同じ配送店に出入りしていた。一方キャッスルは小学生達の中に

目撃者がいるとみて作文を書かせたりして気を引こうと試みるも、こましゃくれた

今時のクソガキどもに振り回される始末。ベケット達は配送店の店員に話を聞く。



アントンとジャッフェは１つの私書箱を共有していた。ある日、ロシア人らしき男

から私書箱の事で電話がありアントンに伝えると激しく動揺していたと言う。そし

てアントンに電話を貸したという男を発見。ドミトリというロシア人で前科も当然

タップリ。ベケット達は直ぐに自宅へ急行するがドミトリは殺害されて死後数日が

経っていて部屋中に異臭が漂っていた。３人とも殺害され部屋が荒らされていた。

犯人は何かを探しているのがわかった。小学校では校長先生がキャッスルに「そろ

そろ引き上げてくれんかね？」と言われて学校を去る事になる。「バイバ～イ」と

挨拶する児童達の中でキャッスルに特に懐いたおしゃまなエミリーは「私寂しい」

と抱きつく始末。だが児童の誰かがキャッスルのコートに事件車両を書いた絵を挟

んでいた。誰が書いたのか？。署ではアントンの家から多数のパスポートがあった

と父親が持って来る。そしてドミトリは息子の幼友達だと言う。小学校では絵を書

いたのはエミリーの天敵ジェイソンと判明。ベケットが優しく聞くと、実は彼の姉

ナタリーが目撃者だと言う。ベケットが話を聞く。彼女の友人アントンがN.Y.在住

のロシア人で不当に権利をはく奪された人達を本国に帰そうと元警官のジャッフェ

とパスポートを作っていたらアントンが以前から恐れていた極悪ロシア人ポルコフ

ニックに知られて殺害されたのだった。ナタリーの部屋でパスポート用のポルコフ

ニックの写真を探していてナタリーで電話で確認していてジェイソンの小学校にあ

るのがわかる。だが写真を手に入れるとポルコフニックが現れて写真を奪って逃げ

ようとする。ベケットとキャッスルも前科特盛りの男の前に敵わない。だがキャッ

スルが機転をきかして何とか逮捕する。事件解決後、小学校ではキャッスルはすっ

かり子供達に好かれていてにらめっこをする始末。そして帰宅するとアレクシスは

心配顔で元気がない。父親の携帯にGPS追跡アプリまで仕込んで管理する徹底ぶり。

だがキャッスルは「心配しなくても、もう何処にも行かないよ」と約束する。



(今回は・・・）

それにしてもアレクシスは父親っ子ですなー。ベケットが引いてしまう程に父親に

ベッタリな感じですね。では、また