紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

The Doobie Brothers 「The Very Best Of」 ('07)

2014-01-29 | (Music)
1970年代から80年代にかけて人気を博したバンド「The Doobie Brothers」
日本でも西海岸を代表する所謂ウエストコースト・サウンドの代表格として
Eaglesと人気を二分するバンドでした。

簡単にバンドの歴史を振り返ります。1971年にデビュー・アルバムを発表
しますがこれは全くヒット出来ず、翌72年の2nd「Toulouse Street」から
Listen To The Musicが大ヒット。ここからDoobieのヒット街道がスタート
します。詳しくはウキペディア等を参照して頂くとして、これからTop Band
としての活躍が続きます。

好事魔多し。順調にキャリアを重ねていた彼らでしたが、フロントマンでもある
ヴォーカルのトム・ジョンストンが体調不良もあって70年代半ばにバンドを離脱
します。

しかしここからが凡百のバンドとの違いで、当時はまだ無名だったマイケル・
マクドナルドが加入。ここからはジョンストン時代のHard & Drivin'な
RockからR & B色の濃い渋めの大人のバンドへと移行。最初は賛否両論あった
ものの、グラミー賞も獲得した「Minute By Minute」のヒットもあって完全に
マクドナルドが舵を取るバンドへと見事に変身します。

その後82年に大規模なツアーを最後に解散します。しかし89年にオリジナルの
メンバーであるジョンストンが中心となって見事に復活。この年「Cycles」を
発表。これも好意的に受け入れられて成功します。

2000年代も地味ながら新作もリリースしつつバンド活動を続けています。
残念ながら初期のメンバーが4人既に亡くなっており、かなりメンバーは
代わりましたがまだまだ元気にがんばっているようです。これからもおやじ
パワーで頑張って欲しいものです。

さて今回も例によってBEST盤です。2007年発表の今作は2枚組で代表曲や
ヒット曲はタップリ収録されています。

まだ春には早い気もしますが、彼らの爽やかな西海岸サウンドを聞いて気分
だけでも春を味わうのもいいかと思います。


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