キャッスル ～ミステリー作家は事件がお好き6 #10 「善人と悪人と赤ん坊」

「善人と悪人と赤ん坊 / The Good, the Bad & the Baby」

(HPより)

撃たれた男が何かを抱えて教会に現れ、ふらつきながら祭壇まで進んで息絶える。

男が抱えていたのはなんと生後３ヵ月の赤ちゃんだった。被害者の妻は、自分た

ちの子供ではないと言う。さらに夫が２週間前から自宅の防犯にやたら気を使う

ようになったと証言。２週間前といえば被害者の昔の犯罪仲間が仮釈放された日

だった。被害者の裏切りにより刑務所に入ったとされる男だ。しかし赤ちゃんは

どうつながるのか、捜査は難航する。

(以下、ネタバレ）

被害者キャメロンはリムジン会社の運転手だった。最近会社に怪しい男が来て、

刑務所がどうのこうのと言っていたらしい。その男はタトゥーからジミーという

男と判明。前科は勿論ギガ盛り。強盗事件で逃走する車の運転手に裏切られて逮



捕され服役。その運転手がキャメロンだった。ラニは赤ちゃんにメロメロ。抱き

上げて「お利口さんでちゅね～」(羨まし過ぎるでちゅ～)。ジミー大西の住所が

判明。ライアンとエスポジートが急行。ライアンが宝くじを買っている間にエス

ポジートが逮捕する。ベケットが聴取すると「グエヘヘヘ～、キャメロンだって？

知んね～な～。殺し？アホか！俺様じゃね～つ～の」と否定しくさる。だがこや

つの女から裏が取れて無関係だと判明する。そんな中、署には児童福祉局のサン

ドラが子供を引き取りに来る。エスポジートの調べで車のGPSの記録からキャメロ

ンは自宅とコーファックスビルをコースを変えて何度も往復していた。ビルに侵入

して逃げる練習をしていたのか？。そして防犯映像から深夜にビルに侵入して車で

逃走する映像が残っていた。ベケットとキャッスルはコーファックスビルを訪ねて

警備責任者ウォルターに話を聞くが、どのテナントも何も盗まれておらず侵入の形

跡もないと答える。ライアン達はキャメロンのルートから撃たれた場所を発見。そ

の前にある廃屋ビルから撃たれたのだ。その中に入ると火薬の跡やおむつが落ちて

いた。赤ちゃんはここにいた。でも何故こんな場所にいたのか？。署に戻ると泣き

止まない赤ちゃんにサンドラは難儀していた。感謝祭前で里親が見つからないのだ。

そこで育児経験のあるキャッスルは名乗り上げる。ベケットは反対するが許可をも

らって自宅へ連れ帰る。テレビで放映している宝くじの抽選を見てキャッスルはピ

ンとくる。ビルに侵入して抽選で使用するボールを交換して当選番号を事前に決め

ていたと推測する。司会者のミランダに直撃すると彼女の夫ポールと娘が誘拐され

ていたのだ。細工して交換したボールで宝くじを当選させなければ２人を殺すと脅

していたのだった。コーファックスビルの警備主任が怪しいと睨む。こやつウォル

ターは汚職で警官をクビになっていたくされ外道だった。そしてリムジン会社に最

近も電話していた。この会社にも仲間がいるのか？。ウォルター達はリムジン会社

の地下駐車場でポールを車のトランクに押し込んで「悪いが死んでもらうぜ。グフ

フ・・・」と不敵に微笑もうとした所でベケット達が銃を構えてニヤリ。赤ちゃん

はポールとミランダの夫妻に無事に戻った。事件解決後、キャッスルの家では感謝

祭の準備で大わらわ。ベケットも参加して大盛り上がり。



(今回は・・・）

ベケットは子供が苦手というのが発覚。逆にキャッスルはアレクシスを育てた実績

があるのでオムツの交換も手慣れた感じでした。では、また