紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

アンフォゲッタブル 完全記憶捜査 #1 「再び記憶の森へ」

2013-12-22 | Unforgettable
「再び記憶の森へ / Pilot」

とある老人保護施設。そこで働くキャリー・ウェルズは抜群の記憶力で
入所者達を見事にまとめあげている。

一転して夜はセクシーな衣装に身を包み得意の記憶力をフル回転して勝ち
まくってボロ儲け。だが彼女の記憶力は評判のようで直ぐにオーナーにバレて
しまい、全額利子付きで返せと迫られる。だがここでも得意の記憶力を発揮。
用心棒が裏でしている事を暴露。そのゴタゴタの隙にまんまと脱出に成功。

アパートに帰ったキャリー。だが間もなく外から悲鳴のような声を聞きつけて
直ぐに飛び出すと女性が血まみれで既に虫の息だった。

通報を受けて早速所轄の警察が捜査を始める。被害者は3ヶ月前に入居した
アパートの住人キャサリン・グラント。特に問題はなかったらしい。死因は
刃物による刺殺。部屋は生活感に乏しく、複数の名前のIDがあった。第一
発見者の名前がキャリー・ウェルズと聞いてアル・バーンズ刑事は驚く。


アルは早速キャリーの部屋に向かい彼女から話を聞く。二人は元恋人同士で
ある事件の捜査を打ち切ったのが原因で別れた。そして今はお互いN.Y.に来て
偶然にこの事件で再会したのだった。(とにかくハンパなくしゃべり倒すキャリー。
こりゃアルさんもキツイわぁ~)

キャサリンの事件を捜査をしていると彼女の過去が殆んど不明なのがわかった。
指紋から浮上した女性ジェニファーは売春による逮捕歴があった。そして部屋
から採取した指紋にキャリーのものがあり、当然データベースから彼女が元警官
でシラキュース警察に勤務していたのもわかった。そこはアルが在籍していた
署であり同僚達は驚く。

施設に来ていた少女達を見て自分の幼い頃を思い出す。そこへアルが訪ねて来る。
実はキャリーの姉レイチェルが殺害され捜査するものの未解決で捜査は打ち切ら
れた。それがきっかけでキャリーは警察の職を辞しアルとも別れててN.Y.に出て
来たのだった。

アルに捜査協力を依頼されて仕方なく刺殺現場の検証に向かう。事件当夜の記憶
を辿っていくとその時に気がつかなかった点が浮かび上がる。遺体の前で座り込む
彼女の後に人影が見えていた。そこの足場を探すと凶器の包丁が発見された。

同僚達が好奇の目で見る中、アルがキャリーの記憶力を説明する。一度体験した事
は忘れない超記憶症候群であると言う。米国内でも5,6人しかいないという症状らしい。

キャサリンが最後に勤めていた勤務先が判明する。マイク・コステロ刑事と
ロー・ソーンダース刑事が出向く。そこは川沿いにある倉庫で同僚だった男性
に話を聞く。特に問題はなく彼女に車を貸した事はあると話す。


アルはキャサリンの部屋の壁に何かを掛けていたようなフックを見て、ここに
掛けてあった何かを犯人か誰かが持ち去ったとみてキャリーに記憶を辿ってもらう。
彼女はキャサリンが越して来た際に荷物を運ぶのを手伝っていたので当時を振り
返る。するとキャサリンとよく似た姉妹のような女性と一緒に写る写真が飾られて
いたのだった。

カフェで一息つくアルとキャリー。そこでシラキュースでの恋人同士だった頃の
お熱い場面を思い出してキャリーは思わずニヤリ。

マイクの調べでキャサリンは以前プリペイド携帯に何度も電話していたが、突然
止めてスティーブ・ラットマンの弁護士宅にかけていて、その彼は結婚間近である。
そしてキャサリンが以前勤めていたスポーツジムに彼が通っていた。それで直接
会って話を聞くが彼は「何の事やら~」ととぼけ倒す。だがそこで見かけた彼の
フィアンセは何とキャサリンの部屋にあった写真の女性だとキャリーは気づく。

アルはラットマンのフィアンセのウェンディ・ウィルソンを呼んで話を聞く。だが
彼女もキャサリンの事は全く知らないとぬかす。ウェンディもキャサリン同様に
過去の記録が全くない。しかし何も答えない。キャリーが見たという写真の事を
持ち掛けるとその写真を見せろと言ってニヤリ。アルはブチ切れ寸前だがどうしよう
もない。

アルと口論になってイラつくキャリーは給湯室で水を飲もうとしてピンとくる。
先程の聴取でウェンディが水を飲んだグラスの指紋を採取する。

キャリーはウェンディに会いに行く。彼女がマロニーという人物で貧困層出身で
売春等の逮捕歴もあった。だが名前を変えて一からやり直し、弁護士と婚約する
までに成功した。調べあげた事実を話すとようやくキャサリンとの関係を語り出す。


キャサリンの本名はオリエ。ミンスク出身の彼女は15歳で単身アメリカに来た。
だがメイドとして働いていた屋敷は極悪夫婦がいて妻は彼女をいたぶり、夫は
彼女を手篭めにしたのだ。そしてそこを逃げてマロニーと一緒にクラブで働き、
マロニーが彼女にまともな男を紹介したりしていた。だが偶然街で再会した例の
屋敷の主をゆすろうと計画。マロニーは止めようとしたが、結局はその男を
ゆすって消されたのだった。名前は知らないらしいが偶然再会した職場は・・

川沿いの倉庫に出向き再度アル達は職員に50代以上の職員がいないか?尋ねる。
そして最初に話を聞いたケンの父フランクが該当する。彼から採取した指紋と
現場に残された毛髪のDNAが一致。聴取するとキャサリンのゆすりがエスカレート
して殺害したのだった。(Oh My God !)

帰り際キャリーに警官として現場復帰するようアルは説得するも拒否。やはり
姉の未解決事件が影響して森の中を彷徨う悪夢を見るのだ。

自供して送検されるフランクは足を引き摺っていた。それを見たキャリーは
事件当夜の記憶を辿っていく。カジノから帰りタクシーを降りてアパートまで
の道のり、そこでピザ屋の中に座るケンの姿が浮かび上がってきたのだ。早速
署に電話してDNAの再鑑定を依頼しアルに電話するが留守電になっていた。

キャリーは一人で倉庫に向かう。ケンを見つけて父親の無罪を告げる。あれは簡易
のDNA検査だったので身内はヒットする。だからあなたのDNAを提供して欲しいと言う
と、遂に自供し始める。キャサリンの言いなりになってたかられまくっていた父親
を見かねてアパートに行き、凶行に及んだのだった。そしてその刃はキャリーに向く。
腕っぷしの強さを見せるもやがて追い詰められて、危機一髪の所でアルが銃を向ける。


またいつもの介護施設でボランティアに励むキャリー。入所する母親に「あなたの
お名前は?」と聞かれて答えると「私の下の娘と同じ名前ね」と言われる始末。
そこへアルからの届け物が。それは彼女の姉レイチェル殺害事件を詳しく調査して
いた捜査資料だった。彼は実は個人的にも色々と調べていたのだった。

誰にも弔われないキャサリンの葬儀にアル達刑事の姿があった。そこへキャリーも来る。
そして彼女はレイチェル殺害時の記憶が再び蘇り、男のシルエットが見えてくる。

~今回は~

主役はPoppy Montgomery。「Without A Trace / FBI失踪者を追え」のサマンサ役
でお馴染みですね。

見る前はSF的なドラマかとも思いましたが、記憶を辿るのはスパイスとしての味付け
程度で、あくまでも犯罪捜査物として成り立っているので結構楽しめました。

アルの同僚マイク役はMichael Gaston。「メンタリスト」のバートラムや
「ダメージ」のロジャー等、よく見かけるピッカリ親父ですね。

そしてアルはDylan Walsh。「Nip / Tuck」のショーンですね。今回もいきなり
脱いでましたね。(男の裸はいらん!)

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では、また



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