キャッスル ～ミステリー作家は事件がお好き7 #19 「弁護士の正義」

「弁護士の正義 / Habeas Corpse」

(HPより)

弁護士の撲殺遺体が発見される。被害者は５年前まで企業法務専門のエリート

弁護士だったが、酒と麻薬に溺れて職を失い、妻とも離婚。今では救急病棟を

回って、事故に遭った人に賠償請求の訴訟を持ちかける生活をしていた。被害

者のオフィスからはクロロホルムを浸した布やロープが見つかり、殺される前

に何者かを誘拐していた可能性が浮上。遺体を処分する方法を調べていたとの

証言も飛び出す。

(以下、ネタバレ）

防犯映像に被害者リッチーを車に押し込む男が映っていた。ナンバーから男は

元アメフト選手のデレクと判明。直ぐに拘束して聴取するが「ヨ～ヨ～、俺は

親子鑑定の依頼をしただけだよヨ～ヨ～」と否定、アリバイも立証される。元

妻エリースに電話を何度かかけていたのがわかり話を聞くが進展はない。そん



な中、リッチーの事務所が荒らされてしまい資料が盗まれる。ライアンの調べ

でリッチーはライバル弁護士ブロンスタインと口論するのを目撃されていた。

そんな彼に話を聞く。顧客の奪い合いで口論に発展したのは認めるが、殺害等

は否定しアリバイも立証される。エスポらが荒らされたリッチーの事務所を捜

査していると暗視ゴーグルやクロロフォルムといった誘拐７つ道具が隠されて

いた。暗視ゴーグルの所有者サンプソンに話を聞くとリッチーに貸した事を認

める。その際リッチーは遺体の処分方法を尋ねてきたと言う。そしてトーリの

調べでリッチーが森林公園に行っていたのが判明。ベケットとキャッスルは急

行する。そこで埋めてある何かを発見。袋を開けてみようとすると覆面男に銃

を突きつけられて袋を持ち去られてしまう。だがこの公園には動物調査用の監

視カメラが設置されていた。そこに映っていた覆面野郎はサンプソンだった。

直ぐに逮捕し袋を押収するが、中身は遺体ではなく人形だった。ラニがその人

形を検視する（なんでやねん！）。人形の胸には金属片が喰い込んでいた。そ

れは車の事故で胸に金属片が刺さった女性ジョディと同じだった。入院中の彼

女に話を聞くとリッチーが事故の事を根掘り葉掘り聞きに来たらしい。実はリ

ッチーはモデスト社の顧問を以前していた。このモデスト社は破産寸前。この

社の車の事故が他にもあり、エアバッグの欠陥が推測された。赤字の為にリコ

ールをせずに放置してリッチーは罪悪感に苛まれて、会社の実験用の人形を盗

んだと推測する。ライアンの調べでエリースはモデスト社の顧問弁護士をして

いるのがわかった。直ぐに聴取するが会社の欠陥品やリッチー殺害等全て否定

する。そしてサンプソンとブロンスタインが話し込んでいたのを見たと言う。

再度会って追及するが「何～？はぁ？ハラホロヒレハラ・・」と惚けるがサン

プソンが共犯を認め自供。車内からはリッチーと思しき血痕も採取する。動機

を聞くと「人形があれば金づるになるだろ！」とほざくのだった。事件解決後、

警察のかくし芸大会（笑）でライアン＆エスポ組は見事３連覇。キャッスルも

ベケットと組んで出場に意欲を見せていたが、彼女が極度のあがり症なので、



結局辞退した。帰宅後、今宵は浴室で夜の２回戦に突入。歌い踊る２人は早く

もハイテンション。場外乱闘戦に発展するのは必至！？。

(今回は・・・）

エリースを演じたのはMeredith Monroe。「クリミナル・マインド」では、

ホッチの妻ヘイリー役でした。クリマイでは殺されてましたけど、こちらでは

夫が殺されてしまうとは・・。では、また