「マレの悔恨 / Le Marais」
とあるバーで携帯で話をしている若い女性。だがオカマ(?)と口論になって
店を飛び出す。
ジョーは前回のヤニックが麻薬捜査に捕まらず窃盗で逮捕された事に疑問
を持つ麻薬課のデュロック刑事に追求されていた。そこへ事件の一報。
ヴォージュ広場で若い女性の死体が発見された。ジョー達捜査班は現場へ急行する。
身元は不明だが持っていた紙片には「闇の中に光が・・」と書かれていた。
マークの「人生の教訓?」の問いにホレイショ節・・じゃなかったジョー節
「これは死の教訓だぁ~」
バーで目撃証言を得てそこの客のオカマに話を聞く。オカマによると声を掛ける
と嫌がられて腕を引っかけられて店を出たと言う。その彼女はサイフをなくして
いたらしい。ジョーはサイフの紛失なら知っていると言う。
ジョーは近くの公園で酔っ払いのフリをして業とスリの二人組にサイフを盗ませ
速攻で逮捕する。予想通り殺害された女性のサイフも所持していた。IDから
マリエーブ・ランベールと判明する。
マリエーブの自宅で夫に話を聞く。夫にはサンラザールで商談中だと言って
いた。だが実際はマレ地区にいた。彼女は親から引き継いだアンティーク店
を経営していた。だが店からは請求書の類が出てきて銀行のローンの支払いが
滞っていたのも判明する。しかし夫にはそのような事を知らせてなかった。
相変わらず進展具合に文句がありそうな上司のベアトリス。(お前が捜査しろ!)
そしてニコラの調べで電話の通話記録から商談相手はダビッドという人物と判明。
ジョーは紙片の意味をキャリンに尋ねるとヨハネの福音書からだと言う。
墓地の雨では十字をきる彼も神は信じないと言い、悪魔は存在すると言う。
ジョーとマークはダビッドに会って話を聞く。彼は3年前にN.Y.から来た弁護士。
3日前にマリエーブから突然連絡があり、ホロコーストの被害者に遺品を渡し
たいと連絡があったと言う。彼は地下鉄の降りる駅を間違えて彼女に会えなかった。
彼と会う以外は公文書館にいたと言っていたらしい。
公文書館で職員に話を聞く。マリエーブはジャクリーヌ・デュソーという女性の
資料を見ていたらしい。ジャクリーヌは1944年にナチスの収容所で死んでいた。
二人はジャクリーヌの処刑場所へ出向く。案内人によるとマリエーブはそこへ
来ていてジャクリーヌと行動を共にしていた生存者に興味があったらしい。
二人はその女性に会って話を聞く。確かにマリエーブは訪ねて来てある夫婦の
事を聞いてきたらしい。そしてその夫婦の持っていたバッグの中身に興味が
あったのもわかった。
ジョーは帰宅途中にかつての友人の麻薬の売人に前回のガサ入れを何故言わな
かったと迫る。お互い干渉しない約束だったと言うと一発お見舞いされただけで
難を逃れる。
二人はマリエーブが調べていたデロワ家へ出向き夫人に話を聞く。マリエーブ
からの電話は娘が受けていたがバッグの事は知らないらしい。
マリエーブの私物から「マヌカの燭台」というカタログがあった。彼女は
これを探していたらしい。そしてダビッドによると彼の先祖代々の燭台だと
言うのだ。
ダビッドは署でフランスの警察をナチス呼ばわりする始末。そしてジョーは
デロワ家が怪しいと睨む。
二人はデロワ家に出向き、夫人に「明日家宅捜査をタップリする」を軽く
かましてニヤリ。そして外で張り込んでいると娘が重そうなバッグを持って
出て来る。中を開けさせると燭台があった。
見つかった燭台を見てダビッドは満足げにニヤリ。ナチス呼ばわりした筈の
警察にも礼を言う始末。
二人はデロワ家の長男を聴取する。だが殺害は否定。燭台を売ったのに金を
支払わないので催促したら半額を支払ったらしい。夫人はナチスに迫害された
昔の記憶を封印したい様子だった。
ニコラの調べで証言通りデロワ家に半額の4万ユーロが口座から支払われて
いた。だがマリエーブの口座からの送金ではなかった。
ジョーの元に知り合いの検事が来て、デュロック刑事の捜査リストにヤニック
の名が入っていると言う。直ぐにジョーはデュロック刑事にヤニックを逮捕
しなくても捜査出来るだろうと言うと、家族ごと逮捕しようか?と脅してくる。
オークション会場にいるディーラーの男性に話を聞く。彼がマリエーブに
4万ユーロを用立てしていたからである。彼によると例の燭台は20万の価値は
あると言われて4万を貸して、その後80万で買うという人物が現れたと聞いた
らしい。
二人はダビッドの娘シャロンに話を聞く。娘によるとダビッドは実の親の事を
調べていたらしい。ニコラの調べで事件後にデロワ家付近に来ていたのが
わかった。
ダビッドが怪しいと睨むが協力者がいると推測する。そこでシャロンの息子
つまりはダビッドの孫に話を聞くとPCに詳しいアニッシュを紹介したと言う。
二人はダビッドに会って話を聞くがPCは自分の物で、マリエーブの殺害も否定
して逆切れする始末。
ジョーはアデルとヤニックと共に食事する。ヤニックが気になるが、アデルが
身重であるのではっきりとは言えない。
ジョーは喘息の治療に使う粉末を調べている。そしてその粉末と吸入器が
例の燭台の入ったバッグから発見したと説明する。だがダビッドはあくまで
燭台を持っていた家系の子孫だと譲らない。写真もあるが60年代に入手した物
で、信憑性が薄い。今はしっかりとした資料が記念館にあると話してダビッド
を連れて行く。
記念館の資料によるとダビッドの親の世代はアウシュビッツで亡くなっていて、
ダビッドも喘息で幼くして死んでいたのだった。だが彼は頑なにダビッドだと
信じ、燭台を手放ないマリベールにキレて殺害したのだった。泣きながら彼は
呟く「私は誰なんだ?」(こっちが聞きたいわ!)
事件解決後、ジョーに電話が掛かる。直ぐに駆けつけるとヤニックが撃たれて
死んでいたのだった。泣き崩れるアデルをジョーは何とかなだめる。
~今回は~
最後に衝撃的なシーンが待ってました。結局組織からの報復だったんでしょうか?
妊婦のアデルが可哀想で・・
今回の犯人役は何と「Law & Order」のジャック・マッコイでお馴染みの
Sam Waterston。一転しての悪役でしたが、最後は何とも哀歓あるじいさん
という感じでした。
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では、また
とあるバーで携帯で話をしている若い女性。だがオカマ(?)と口論になって
店を飛び出す。
ジョーは前回のヤニックが麻薬捜査に捕まらず窃盗で逮捕された事に疑問
を持つ麻薬課のデュロック刑事に追求されていた。そこへ事件の一報。
ヴォージュ広場で若い女性の死体が発見された。ジョー達捜査班は現場へ急行する。
身元は不明だが持っていた紙片には「闇の中に光が・・」と書かれていた。
マークの「人生の教訓?」の問いにホレイショ節・・じゃなかったジョー節
「これは死の教訓だぁ~」
バーで目撃証言を得てそこの客のオカマに話を聞く。オカマによると声を掛ける
と嫌がられて腕を引っかけられて店を出たと言う。その彼女はサイフをなくして
いたらしい。ジョーはサイフの紛失なら知っていると言う。
ジョーは近くの公園で酔っ払いのフリをして業とスリの二人組にサイフを盗ませ
速攻で逮捕する。予想通り殺害された女性のサイフも所持していた。IDから
マリエーブ・ランベールと判明する。
マリエーブの自宅で夫に話を聞く。夫にはサンラザールで商談中だと言って
いた。だが実際はマレ地区にいた。彼女は親から引き継いだアンティーク店
を経営していた。だが店からは請求書の類が出てきて銀行のローンの支払いが
滞っていたのも判明する。しかし夫にはそのような事を知らせてなかった。
相変わらず進展具合に文句がありそうな上司のベアトリス。(お前が捜査しろ!)
そしてニコラの調べで電話の通話記録から商談相手はダビッドという人物と判明。
ジョーは紙片の意味をキャリンに尋ねるとヨハネの福音書からだと言う。
墓地の雨では十字をきる彼も神は信じないと言い、悪魔は存在すると言う。
ジョーとマークはダビッドに会って話を聞く。彼は3年前にN.Y.から来た弁護士。
3日前にマリエーブから突然連絡があり、ホロコーストの被害者に遺品を渡し
たいと連絡があったと言う。彼は地下鉄の降りる駅を間違えて彼女に会えなかった。
彼と会う以外は公文書館にいたと言っていたらしい。
公文書館で職員に話を聞く。マリエーブはジャクリーヌ・デュソーという女性の
資料を見ていたらしい。ジャクリーヌは1944年にナチスの収容所で死んでいた。
二人はジャクリーヌの処刑場所へ出向く。案内人によるとマリエーブはそこへ
来ていてジャクリーヌと行動を共にしていた生存者に興味があったらしい。
二人はその女性に会って話を聞く。確かにマリエーブは訪ねて来てある夫婦の
事を聞いてきたらしい。そしてその夫婦の持っていたバッグの中身に興味が
あったのもわかった。
ジョーは帰宅途中にかつての友人の麻薬の売人に前回のガサ入れを何故言わな
かったと迫る。お互い干渉しない約束だったと言うと一発お見舞いされただけで
難を逃れる。
二人はマリエーブが調べていたデロワ家へ出向き夫人に話を聞く。マリエーブ
からの電話は娘が受けていたがバッグの事は知らないらしい。
マリエーブの私物から「マヌカの燭台」というカタログがあった。彼女は
これを探していたらしい。そしてダビッドによると彼の先祖代々の燭台だと
言うのだ。
ダビッドは署でフランスの警察をナチス呼ばわりする始末。そしてジョーは
デロワ家が怪しいと睨む。
二人はデロワ家に出向き、夫人に「明日家宅捜査をタップリする」を軽く
かましてニヤリ。そして外で張り込んでいると娘が重そうなバッグを持って
出て来る。中を開けさせると燭台があった。
見つかった燭台を見てダビッドは満足げにニヤリ。ナチス呼ばわりした筈の
警察にも礼を言う始末。
二人はデロワ家の長男を聴取する。だが殺害は否定。燭台を売ったのに金を
支払わないので催促したら半額を支払ったらしい。夫人はナチスに迫害された
昔の記憶を封印したい様子だった。
ニコラの調べで証言通りデロワ家に半額の4万ユーロが口座から支払われて
いた。だがマリエーブの口座からの送金ではなかった。
ジョーの元に知り合いの検事が来て、デュロック刑事の捜査リストにヤニック
の名が入っていると言う。直ぐにジョーはデュロック刑事にヤニックを逮捕
しなくても捜査出来るだろうと言うと、家族ごと逮捕しようか?と脅してくる。
オークション会場にいるディーラーの男性に話を聞く。彼がマリエーブに
4万ユーロを用立てしていたからである。彼によると例の燭台は20万の価値は
あると言われて4万を貸して、その後80万で買うという人物が現れたと聞いた
らしい。
二人はダビッドの娘シャロンに話を聞く。娘によるとダビッドは実の親の事を
調べていたらしい。ニコラの調べで事件後にデロワ家付近に来ていたのが
わかった。
ダビッドが怪しいと睨むが協力者がいると推測する。そこでシャロンの息子
つまりはダビッドの孫に話を聞くとPCに詳しいアニッシュを紹介したと言う。
二人はダビッドに会って話を聞くがPCは自分の物で、マリエーブの殺害も否定
して逆切れする始末。
ジョーはアデルとヤニックと共に食事する。ヤニックが気になるが、アデルが
身重であるのではっきりとは言えない。
ジョーは喘息の治療に使う粉末を調べている。そしてその粉末と吸入器が
例の燭台の入ったバッグから発見したと説明する。だがダビッドはあくまで
燭台を持っていた家系の子孫だと譲らない。写真もあるが60年代に入手した物
で、信憑性が薄い。今はしっかりとした資料が記念館にあると話してダビッド
を連れて行く。
記念館の資料によるとダビッドの親の世代はアウシュビッツで亡くなっていて、
ダビッドも喘息で幼くして死んでいたのだった。だが彼は頑なにダビッドだと
信じ、燭台を手放ないマリベールにキレて殺害したのだった。泣きながら彼は
呟く「私は誰なんだ?」(こっちが聞きたいわ!)
事件解決後、ジョーに電話が掛かる。直ぐに駆けつけるとヤニックが撃たれて
死んでいたのだった。泣き崩れるアデルをジョーは何とかなだめる。
~今回は~
最後に衝撃的なシーンが待ってました。結局組織からの報復だったんでしょうか?
妊婦のアデルが可哀想で・・
今回の犯人役は何と「Law & Order」のジャック・マッコイでお馴染みの
Sam Waterston。一転しての悪役でしたが、最後は何とも哀歓あるじいさん
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