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戦場ヶ原「湿原」

2011年10月17日 | 湿原
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戦場ヶ原

戦場ヶ原(せんじょうがはら)は、栃木県日光市の日光国立公園内にある高層湿原である。
標高は約1,390mから1,400mである。

戦場ヶ原という地名は、山の神がこの湿原を舞台に争いを繰り広げたという伝説に由来している。





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戦場ヶ原は、標高約1,390から1,400メートルの平坦地に広がる400ヘクタールの湿原である。
その東側を(南から順に)男体山、太郎山、山王帽子山、三岳およびその山麓に囲まれ、
西側は(南から順に)小田代ヶ原、外山に面する。地内西縁部にはほぼ南北方向に湯川が流れる。

湿原はもともと湯川が男体山の噴火で堰き止められた堰止湖であったが、
その上に土砂や火山の噴出物が積もり、
さらにその上にヨシなどの水生植物の遺骸が腐らずに堆積して陸地化し湿原となった。
この湯川に並行するように、赤沼と湯滝の間に戦場ヶ原自然研究路が設置され木道が整備されている。

2001年(平成13年)、環境省日本の重要湿地500に第1基準および第2基準適合の高層湿原および湖沼として
湯ノ湖および小田代ヶ原とともに指定を受け、その4年後の2005年11月には、
戦場ヶ原のうち174.68ヘクタールの地域が湯ノ湖、湯川、および小田代ヶ原と共に、
奥日光の湿原としてラムサール条約登録湿地となった。

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