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新型インフルエンザ 神戸市内での感染確認 確定

2009年05月16日 17時06分21秒 | 新型コロナウイルス感染症
こんにちわ。
いつも「おーいブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。

なんとか新型H1は、陰性であってほしいと願っていましたが、願いもむなしく厚生労働省は16日、新型インフルエンザ感染が疑われていた神戸市内の男子高校生について、国立感染症研究所の検査で、感染が確定したと発表しました。

神戸市保健福祉局より厚生労働省の記者発表資料の送付がありましたので、市民の皆様に報告します。

2009.5.16 13:30
神戸市会議員各位


報道関係者各位
【第五報】
「兵庫県神戸市における新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)が疑われる患者の発生について」

厚生労働省 
新型インフルエンザ対策推進本部

5月15日夜10時頃、兵庫県神戸市から連絡のあった新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)が疑われる患者(患者A)について、国立感染症研究所からの検査結果の報告がございましたので、お知らせします。

○検査結果(国立感染症研究所)

A型    (+)
ヒトH1  (+)
ヒトH3  (-)
新型H1  (+)

このことから、当該疑われる患者Aは、新型インフルエンザの患者であることが確定しました。

患者Aに関する情報、その他の患者に関する情報、今後の対応は以下のとおりです。

1.患者Aに関する情報
(1)概要
 患者Aは、兵庫県神戸市在住の10代後半の男性。本人には海外渡航歴はない。5月11日に悪寒を訴え、5月12日に37.4°Cの発熱があり、医師の診療を受け、インフルエンザ簡易検査でA型陽性、B型陰性であった。
 医師がソ連型と香港型を区別するため、検体を環境保健研究所に提出した。
検体は5月12日に神戸市環境保健研究所に到着し、5月15日に検査が行われた。
 結果が、A型(+)、ヒトH1(-)、ヒトH3(-)、新型H1(+)であったため、新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)が否定できない可能性のある事例として、厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部に連絡があった。
5月16日午前0時すぎ、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「感染症法」という。)に基づき、神戸市内の医療機関から神戸市に対して、新型インフルエンザが疑われる患者としての届出があり、午前3時30分ごろ、患者は、感染症法に基づき、神戸市内の感染症指定医療機関に入院した。

(2)患者の状況
5月15日時点において、咽頭痛及び咳がある。体温は36°C台。5月12日より抗インフルエンザ薬(りレンザ)を使用している。

2.その他の患者の状況

○神戸市が行った積極的疫学調査(患者Aの行動及び接触者の状況についての調査)により、患者と同じ学校に通う2名については、現在、神戸市内の感染症指定医療機関に入院しており、今後、国立感染症研究所において、PCR検査をする予定。

患者B:兵庫県神戸市在住の10代後半の男性。患者Aと同じ高校に通っている。
5月15日に発熱し、医師の診察を受け、インフルエンザ簡易検査で、A型陽性、B型陰性であった。その後、神戸市内にある感染症指定医療機関に入院したところ、同病院から新型インフルエンザが疑われる患者として届出があった。
神戸市環境保健研究所で行われたPCR検査で、A型(+)、新型H1(+)であったため、新型インフルエンザの可能性がある。
5月15日の時点で、咽頭痛及び頭痛がある。体温は、39.7℃ 5月15日より抗インフルエンザ薬(リレンザ)を使用している。

患者C:兵庫県神戸市在住の10代後半の女性。患者Aと同じ高校に通っている。5月12日に発熱し、5月13日に医師の診察を受け、インフルエンザ簡易検査でA型陽性、B型陰性であった。5月16日に神戸市内にある感染症指定医療機関に入院したところ、同病院から新型インフルエンザが疑われる患者として届出があったため、新型インフルエンザの可能性がある。
5月15日の時点で、鼻汁はあるがほぼ回復している。

3.今後の対応

○感染症指定医療機関に入院している患者に対しては、神戸市において、適切な入院医療がていきょうされます。

○神戸市は、3名の患者について、積極的疫学調査を実施し、濃厚接触者を特定し、その行動や状況について、把握に努めています。

○厚生労働省は、16日朝、神戸市に担当者を派遣し、神戸市と協力しながら、疫学調査や情報収集に当たっております。

○今回、国内で最初の新型インフルエンザ患者が確認されたことを踏まえ、今後、都道府県等を通じて、感染拡大の防止、発熱外来や入院医療機関など医療体制の確保等に全力を尽くすこととしております。
                                以上
                      

大騒ぎをする必要はないと思いますし、正しい情報を得て、冷静に行動することをくれぐれもお願いします。

今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに近い症状であり、タミフルなどの治療薬も有効ですので、冷静に対応してほしいと神戸市長メッセージでも市民の皆様に呼びかけています。


神戸市でも新型インフルエンザ対策本部を4月28日に設置し、迅速な対応と備えに万全を期す体制が整備されています。
正しい情報を得て、落ち着いて行動しましょう。

≪家庭で出来るインフルエンザ対策≫
○情報収集
⇒厚生労働省や神戸市などから随時新しい情報が提供されています。
正しい情報を得て、落ち着いて行動しましょう。
新型インフルエンザに関する情報↓↓         
          神戸市
         
          厚生労働省
         
          国立感染症研究所感染症情報センター

新型インフルエンザのことに関して、「おーいブログ」に以前から投稿してきましたが、今年の2月に神戸市の医師や保健福祉局の担当者が、講演された様子を詳しく記載していますブログが参考になると思いますので、リンクします。
新型インフルエンザ講演会

 
この講演会の中で、私たちが出来る対策についても述べられていましたので、下記に記載します。

○皆さんができる平素の予防対策
1)外出後の手洗いとうがい
⇒石鹸で15秒以上洗い、流水で流しましょう。
2)流行地への渡航、人ごみや繁華街への外出を控える(不要不急の外出の自粛)
3)十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日ごろからバランスよく栄養摂取。
4)部屋を加湿(乾燥させない)
5)生活用品等を備蓄(最低2週間分)
6)マスクの着用
⇒ウイルスが体の中に入ってくるのをある程度は防ぐことができます。もしも感染してしまった場合、ほかの人へ感染を防ぐためにも効果的です。
7)咳エチケット ※1(マスク着用)

○万が一に備えて、何をどれくらい備蓄
1)備蓄するもの
・食料品(飲料含む)
・医薬品(マスク、消毒液含む)
・生活用品
2)備蓄量
・最低2週間分
・2か月分が望ましい

○大流行している場合
1.可能な限り外出を避ける
2.外出する際は、公共交通機関の使用は可能な限り避け、マイカー等を利用
3.予防的にマスクを活用(100%ではない)

※1:「咳エチケット」
○咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

○鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。N95マスク等のより密閉性の高いマスクは適していません。

※一方、マスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。

※マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。

○海外からの帰国後、発熱・咳などの症状がある場合、またはそのご家族など接触のある方は、医療機関を受診する前に、神戸市発熱相談センター 078-335-2151(直通)へ、ご連絡してください。
平日・休日 午前9時から午後9時 21時以降も時間外相談窓口を案内しています。

●新型インフルエンザは、豚肉や豚肉の加工品を食べることによって経口感染するものではありません。加熱処理により他の細菌やウイルスと同様、ブタインフルエンザウイルスは死滅します。

くれぐれも、正しい情報を得て、落ち着いて行動しましょう。

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神戸市新型インフルエンザ対策本部決定事項

2009年05月16日 10時36分39秒 | 新型コロナウイルス感染症
おはようございます。
いつも「おーいブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。

今日の朝の神戸新聞に、16日の未明、神戸市は市内在住で高校3年生の男子の検体から新型インフルエンザの詳細検査で陽性反応が出たと発表したとのニュースが一面に掲載されました。また、各局のテレビでもこのニュースを流しています。

大騒ぎをする必要はないと思いますし、冷静に行動することをくれぐれもお願いします。

今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに近い症状であり、タミフルなどの治療薬も有効ですので、冷静に対応してほしいと市長メッセージでも市民の皆様に呼びかけています。

まだ感染したことが確定したわけではありません。
現在、国立感染症研究所に検体を送付途中で、国立感染症研究所の検査結果は5月16日午後に判明する予定です。

先ほど(9時44分)神戸市危機管理室よりの報告が市会事務局経由で、市会議員の私に連絡がありましたので、市民の皆様に報告します。

2009.5.16 09:44
市会議員各位

「神戸市新型インフルエンザ対策本部決定事項」

神戸市内における新型インフルエンザ感染が否定できない患者の発生により次のことを決定する。
いずれの対応も期間は当面7日間(16日(土)から22日(金)まで)とする。

1.第一学区(東灘区・灘区・中央区・芦屋市)の幼稚園・小学校・中学校・高校・特別支援学校は休校とする。私立学校・大学には休校を要請する。
県立学校については、その旨県に要請する。芦屋市にもその旨要請する。

2.第一学区の学校は、修学旅行を延期する。(市立学校にはその旨要請する)

3.第一学区の保育所・デイサービス・デイケアなどの高齢者通所介護施設・障害者通所施設などは、休所・すでに来所された方の迎えをお願いする。

4.第一学区の神戸まつりについて、土曜日(16日)は中止する。日曜日(17日)は、複数の感染が疑われるため中止する。

5.市関係の公共施設は、入り口で衛生管理の注意を呼びかけ開館する。(民間施設は、注意を呼びかける)

6.市民への広報は、
 ①不要不急の外出を自粛
 ②手洗い・マスクの着用
 ③病院に行かずに、まず発熱相談センター(078-335-2151)にそうだんすること

7.一般相談窓口の新設(078-322-5000)

8.発熱相談センターの回線数を増やし、24時間対応します。

9.市役所業務は継続する。
                                 以上

この情報が、神戸市民の皆さんのところに届いているのかが、少し心配です。


神戸市でも新型インフルエンザ対策本部を4月28日に設置し、迅速な対応と備えに万全を期す体制が整備されています。
正しい情報を得て、落ち着いて行動しましょう。

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          神戸市
         
          厚生労働省
         
          国立感染症研究所感染症情報センター

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新型インフルエンザ講演会

 
この講演会の中で、私たちが出来る対策についても述べられていましたので、下記に記載します。

○皆さんができる平素の予防対策
1)外出後の手洗いとうがい
⇒石鹸で15秒以上洗い、流水で流しましょう。
2)流行地への渡航、人ごみや繁華街への外出を控える(不要不急の外出の自粛)
3)十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日ごろからバランスよく栄養摂取。
4)部屋を加湿(乾燥させない)
5)生活用品等を備蓄(最低2週間分)
6)マスクの着用
⇒ウイルスが体の中に入ってくるのをある程度は防ぐことができます。もしも感染してしまった場合、ほかの人へ感染を防ぐためにも効果的です。
7)咳エチケット ※1(マスク着用)

○万が一に備えて、何をどれくらい備蓄
1)備蓄するもの
・食料品(飲料含む)
・医薬品(マスク、消毒液含む)
・生活用品
2)備蓄量
・最低2週間分
・2か月分が望ましい

○大流行している場合
1.可能な限り外出を避ける
2.外出する際は、公共交通機関の使用は可能な限り避け、マイカー等を利用
3.予防的にマスクを活用(100%ではない)

※1:「咳エチケット」
○咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

○鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。N95マスク等のより密閉性の高いマスクは適していません。

※一方、マスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。

※マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。

○海外からの帰国後、発熱・咳などの症状がある場合、またはそのご家族など接触のある方は、医療機関を受診する前に、神戸市発熱相談センター 078-335-2151(直通)へ、ご連絡してください。
平日・休日 午前9時から午後9時 21時以降も時間外相談窓口を案内しています。

●新型インフルエンザは、豚肉や豚肉の加工品を食べることによって経口感染するものではありません。加熱処理により他の細菌やウイルスと同様、ブタインフルエンザウイルスは死滅します。

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神戸市からの新型インフルエンザ情報 

2009年05月16日 07時54分31秒 | 新型コロナウイルス感染症
おはようございます。
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今日の朝の神戸新聞に、16日の未明、神戸市は市内在住で高校3年生の男子の検体から新型インフルエンザの詳細検査で陽性反応が出たと発表したとのニュースが一面に掲載されました。また、各局のテレビでもこのニュースを流しています。

大騒ぎをする必要はないと思いますし、冷静に行動することをくれぐれもお願いします。
まだ感染したわけではありません。
現在、国立感染症研究所に検体を送付途中で、国立感染症研究所の検査結果は5月16日午後に判明する予定です。

神戸市危機管理監・理事と保健福祉局長の連名で、「新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)が否定できない可能性のある患者の発生について」と題して、神戸市会議員宛に16日の午前1時21分と5時57分にFAXが自宅に入りましたので、掲載します。

以下FAX内容全文

5月16日01:21

「新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)が否定できない可能性のある患者の発生について」

危機管理監・理事
保健福祉局長

市内の医院から検査依頼のあった検体について環境保健研究所で検査を行ったところ、昨日、下記の結果が判明いたしました。

1.患者に関する情報
(1)概要
 患者は神戸市在住の十代後半の男性。本人には海外渡航歴はない。5月11日に悪寒を訴え、5月12日に37.4°Cの発熱があり、医師の診療を受け、インフルエンザ簡易検査でA型陽性、B型陰性であった。
 診療をした医師がソ連型と香港型を区別するため、検体を環境保健研究所に提出し、検体は5月12日到着、同15日に検査が行われた。
 結果は、A型(+)、ヒトH1(-)、ヒトH3(-)、新型H1(+)であったため、新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)が否定できない可能性のある事例として、厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部に連絡した。

(2)患者の状況
5月15日時点に症状として咳がある。体温は36°C台。現在自宅療養中。また、5月12日より抗インフルエンザ薬(りレンザ)を使用している。

(3)検査について
現在、国立感染症研究所にも検体を送付途中。
国立感染症研究所の検査結果は5月16日午後にも判明する予定と聞いている。

(4)最近の男性の行動及び接触者状況について調査も開始している。



「新型インフルエンザが否定できない可能性のある患者の状況について」と題して、神戸市会議員宛で16日の午前5時57分にFAXが自宅に入りました。


2009.5.16 05:57

以下FAX内容全文

「新型インフルエンザが否定できない可能性のある患者の状況について」

「症例1」
○平成21年5月15日(金)21:30頃環境保健研究所より連絡
(内容)感染症サーベイランス以外で、開業医の要請で検体を検査したところ、疑いが浮上。

○受信医療機関  市内A医院

○環境保健所での検査状況
 ・検査開始    5月15日 午後
 
 ・検査結果     同上 19:10
           
   H1 ヒト型 陰性、 H3 ヒト型 陰性、
   
   sw H1 陰性 (リアルタイムPCR、従来型PCR)

○国立感染症研究所へ検体を搬送中

○患者の状況(患者の母親から聞き取り)
  ・X高校3年  男性 海外渡航歴なし
  ・バレーボール部に所属しており、周りでインフルエンザがはやっており(5月8日に一人目が休んだ)
  ・8日 他校と試合。9日に二人クラブ欠席。10日神戸市外で試合、同日二人体調不良。 
  ・体調:5月11日(発症日) 朝から感冒症状 36.4°C
      5月12日      朝       36.8°C
                登校後     37.4°C
      ⇒体がしんどくなりA医院を受診
      ⇒A医院で簡易キット検査がA型判明し、リレンザ5日分を処方
     5月15日現在  咳が少しあるもののほぼ回復
     5月16日3:15 発熱外来に入院

「症例2」
○A医院からの情報により把握

○患者の状況(患者の母親より聞き取り)
 ・X高校 2年生 女性 
 ・体調 5月12日      夜 38°C
     5月13日      A医院で簡易キットがA型判定
     5月15日      ほぼ回復、鼻水少しあり
                発熱外来に入院を指示

「症例3」
○A医院医師の知り合いのB医院に同症例の患者ありという情報を把握し、患者の親に連絡

○患者の状況
(医師Bから聞き取り)
5月15日 熱が出たので受診し、簡易キットでA型判定。リレンザを処方。
(患者の母親から聞き取り)
 ・X高校2年 男子 サッカー部
   5月15日       朝 37.4℃ 学校に行ったが早退
               13時 39℃でB医院を受診。
                     簡易キットでA型判定
               夕方 39.7℃
               20:00 リレンザ投与
   5月16日       1:14 発熱外来入院
               1:54 環境保健研究所
                    簡易キット A型(+)、B型(-)
               現在  PCR検査中(7時頃に結果判明予定)

                                 以上

神戸市でも新型インフルエンザ対策本部を4月28日に設置し、迅速な対応と備えに万全を期す体制が整備されています。
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          神戸市
         
          厚生労働省
         
          国立感染症研究所感染症情報センター

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新型インフルエンザ講演会

 
この講演会の中で、私たちが出来る対策についても述べられていましたので、下記に記載します。

○皆さんができる平素の予防対策
1)外出後の手洗いとうがい
⇒石鹸で15秒以上洗い、流水で流しましょう。
2)流行地への渡航、人ごみや繁華街への外出を控える(不要不急の外出の自粛)
3)十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日ごろからバランスよく栄養摂取。
4)部屋を加湿(乾燥させない)
5)生活用品等を備蓄(最低2週間分)
6)マスクの着用
⇒ウイルスが体の中に入ってくるのをある程度は防ぐことができます。もしも感染してしまった場合、ほかの人へ感染を防ぐためにも効果的です。
7)咳エチケット ※1(マスク着用)

○万が一に備えて、何をどれくらい備蓄
1)備蓄するもの
・食料品(飲料含む)
・医薬品(マスク、消毒液含む)
・生活用品
2)備蓄量
・最低2週間分
・2か月分が望ましい

○大流行している場合
1.可能な限り外出を避ける
2.外出する際は、公共交通機関の使用は可能な限り避け、マイカー等を利用
3.予防的にマスクを活用(100%ではない)

※1:「咳エチケット」
○咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

○鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。N95マスク等のより密閉性の高いマスクは適していません。

※一方、マスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。

※マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。

○海外からの帰国後、発熱・咳などの症状がある場合、またはそのご家族など接触のある方は、医療機関を受診する前に、神戸市発熱相談センター 078-335-2151(直通)へ、ご連絡してください。
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新型インフルエンザ 国内初の感染確認

2009年05月09日 10時08分20秒 | 新型コロナウイルス感染症
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先ほど(9日午前8時半頃)、桝添厚生労働大臣の緊急の記者会見がありました。

内容は、カナダに短期留学していた大阪の男子高校生2人と40代の男性教員合わせて3人が新型インフルエンザに感染していることが確認されたとのことで、国内で新型インフルエンザへの感染者が確認されたのは初めてとなります。

神戸のお隣の大阪の学生と聞いた際は驚きましたが、実際には成田空港の検疫で発見され、成田空港の近くの施設にとどまっているということで、関西に新型インフルエンザが上陸したのではなく、ひとまず胸をなでおろしたところです。

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1)外出後の手洗いとうがい
⇒石鹸で15秒以上洗い、流水で流しましょう。
2)流行地への渡航、人ごみや繁華街への外出を控える(不要不急の外出の自粛)
3)十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日ごろからバランスよく栄養摂取。
4)部屋を加湿(乾燥させない)
5)生活用品等を備蓄(最低2週間分)
6)マスクの着用
⇒ウイルスが体の中に入ってくるのをある程度は防ぐことができます。もしも感染してしまった場合、ほかの人へ感染を防ぐためにも効果的です。
7)咳エチケット ※1(マスク着用)

○万が一に備えて、何をどれくらい備蓄
1)備蓄するもの
・食料品(飲料含む)
・医薬品(マスク、消毒液含む)
・生活用品
2)備蓄量
・最低2週間分
・2か月分が望ましい

○大流行している場合
1.可能な限り外出を避ける
2.外出する際は、公共交通機関の使用は可能な限り避け、マイカー等を利用
3.予防的にマスクを活用(100%ではない)

※1:「咳エチケット」
○咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

○鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。N95マスク等のより密閉性の高いマスクは適していません。

※一方、マスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。

※マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。

○海外からの帰国後、発熱・咳などの症状がある場合、またはそのご家族など接触のある方は、医療機関を受診する前に、神戸市発熱相談センター 078-335-2151(直通)へ、ご連絡してください。
平日・休日 午前9時から午後9時 21時以降も時間外相談窓口を案内しています。

●新型インフルエンザは、豚肉や豚肉の加工品を食べることによって経口感染するものではありません。加熱処理により他の細菌やウイルスと同様、ブタインフルエンザウイルスは死滅します。

くれぐれも、正しい情報を得て、落ち着いて行動しましょう。

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新型インフルエンザ(ブタインフルエンザ) フェーズ5

2009年04月30日 22時14分39秒 | 新型コロナウイルス感染症
おはようございます。
いつも「おーいブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。

新型インフルエンザ(ブタインフルエンザ)が、メキシコを発生源に世界的に感染拡大していることが明らかになってきました。

WHO(世界保健機構)は、27日に新型インフルエンザ発生を意味する「フェーズ4」に警戒水準を上げたばかりでしたが、日本時間の今日30日の早朝 2カ国以上で人から人への感染が大きく広がったことを意味し、世界的な大流行(パンデミック)の一歩手前の段階と「フェーズ5」に世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は、メキシコを中心に猛威を振るう新型インフルエンザへの警戒レベルを引き上げたと発表しました。

むやみに騒ぐのではなく冷静に正確な情報を得て、的確に対応することが大切です。
混乱やパニックの発生を防ぎ、冷静・的確かつ迅速な初動対応により爆発的流行を抑え、最終的な健康被害を最小に止め、社会・経済の混乱を防止することが重要です。


関連おーいブログ  神戸市「新型インフルエンザ対策実施計画」について

デザイン都市・神戸と新型インフルエンザと韓国合同新年会

新型インフルエンザに関する情報↓↓   
         
          神戸市
         
          厚生労働省
         
          国立感染症研究所感染症情報センター

世界の全ての人が免疫を持たない新型インフルエンザは、完全なヒト型に変異したウイルスの出現と共に、5~10日で全世界に拡散し、世界各地でおよそ8週間にわたって流行し、人口の25%が感染するとされています。(厚生労働省「新型インフルエンザ対策行動計画」)

新型インフルエンザのことに関して、「おーいブログ」に以前から投稿してきましたが、今年の2月に神戸市の医師や保健福祉局の担当者が、講演された様子を詳しく記載していますブログが参考になると思いますので、リンクします。

新型インフルエンザ講演会

この講演会の中で、私たちが出来る対策についても述べられていましたので、下記に記載します。

○皆さんができる平素の予防対策
1)外出後の手洗い
2)流行地への渡航、人ごみや繁華街への外出を控える(不要不急の外出の自粛)
3)十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日ごろからバランスよく栄養摂取。
4)部屋を加湿(乾燥させない)
5)生活用品等を備蓄(最低2週間分)
6)※1咳エチケット(マスク着用)

○何をどれくらい備蓄
1)備蓄するもの
・食料品(飲料含む)
・医薬品(マスク、消毒液含む)
・生活用品
2)備蓄量
・最低2週間分
・2か月分が望ましい

○大流行している場合
1.可能な限り外出を避ける
2.外出する際は、公共交通機関の使用は可能な限り避け、マイカー等を利用
3.予防的にマスクを活用(100%ではない)


※1:「咳エチケット」

○咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

○鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。N95マスク等のより密閉性の高いマスクは適していません。

※一方、マスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。

※マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。


パンデミック: 感染症の世界的大流行。新型インフルエンザの場合、ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界中で大きな流行が起きるおそれがある。


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新型インフルエンザ対策講演会

2009年02月13日 18時03分14秒 | 新型コロナウイルス感染症
こんばんわ。
いつも「おーいブログ」にアクセスしていただき、ありがとうございます。

11日(水)の祝日の日の10時半から須磨パティオ3階の大ホールにおいて、須磨防火安全協会主催で、「新型インフルエンザ対策講演会」が開催され、案内を頂いていましたので出席させていただきました。
会場には須磨区民の方150名ほどが出席され、真剣に講師の話を聞いておられました。

講師には、神戸市須磨区保健福祉部の伊原参事と神戸市保健福祉局健康部今村主幹のお二人が講師となって、市民の皆さんにわかりやすくお話をしてくださいました。

今回の新型インフルエンザのお話は、大変有意義なお話でしたが、やみくもに不安を煽ることのないようにしなくてはなりません。
不安な時は、正しい情報を得て無用な混乱に巻き込まれないようにしなくては・・。とは言え、備えあれば憂いなし、パニックにならないように慎重に行動できるように確かな情報も把握しなくてはと思っています。

関連おーいブログ  神戸市「新型インフルエンザ対策実施計画」について

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新型インフルエンザに関する情報↓↓   
         
          神戸市
         
          厚生労働省
         
          国立感染症研究所感染症情報センター

          
(講演要旨)
須磨区保健センター 伊原参事

「新型インフルエンザの発生、世界的大流行の危険性がある」

○風邪とインフルエンザは全く違う病気!
■かぜ(感冒)
・のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、咳などが中心。全身症状は少なく、重症化も無い。
■インフルエンザ(流行性感冒)
・かぜ症状に加え、38度以上の突然の発熱、全身倦怠、頭痛、筋肉痛など全身症状が強く、重症化することもある。
小児、高齢者は肺炎、脳炎を併発、死亡も。死亡数は推定5000人?

○インフルエンザの原因
■インフルエンザウイルスの感染による。
■感染力が強く、患者のくしゃみ、咳の飛沫のなかのウイルスが口、鼻、目の粘膜から侵入。

○インフルエンザの予防と治療
①予防
■人ごみを避け、うがい、手洗い、マスク
■ワクチン接種(毎年必要)
■換気、暖房、加湿(60%以上必要)
■自己の体調管理、体力、抵抗力は基本!

②治療
■安静、休養
■解熱剤、抗インフルエンザウイルス薬(タミフルなど)
■重症なら入院、呼吸管理

○インフルエンザの2つの流行
①通常の流行
■毎年12月から3月頃に
・ウイルスの構造に大きな変化が無く、これまでの免疫が働く。

②世界的大流行
■数十年周期で大流行
■重症化、死亡が多い
・ウイルスの構造が突然変異で大きく変化し、これまでの免疫が働かない。

○20世紀に出現した新型インフルエンザの世界的流行
■スペイン・インフルエンザ 大正7年(1918年)推定4000万人が死亡
日本で40万人が死亡
■アジア・インフルエンザ 昭和32年(1957年)推定400万人死亡
■香港・インフルエンザ 昭和43年(1968年)推定100万人死亡
■ソ連型・インフルエンザ 20年前小さいが流行した
「新型」は、10年~40年の周期で流行してきた。
⇒1968年の「香港インフルエンザ」流行からすでに40年経過し、次の新型インフルエンザがいつ現れてもおかしくない。

○新型インフルエンザウイルスの由来は?
⇒鳥インフルエンザの突然変異で起こる。
■自然界には微妙に構造が異なるインフルエンザウイルスがたくさんある。
ヒト以外に鳥、豚などに感染する。
■ヒトインフルエンザウイルス(呼吸器)は、鳥インフルエンザウイルス(腸管)由来である。
■鳥で感染していくうちにウイルスが変化し、ヒトへと感染する新しい型のインフルエンザウイルスが出現する。

○高病原性の鳥インフルエンザが人に感染
■2003年以降、世界中で高病原性鳥インフルエンザが発生し、鳥が大量に死亡し殺処分されている。
■2003年以降、インドネシア、ベトナムなど東南アジア諸国で、通常ヒトには感染しない鳥インフルエンザのヒトへの感染例が増加してきている。
⇒これまで約350名以上が発病し、200名以上が死亡している。致死率60%以上
■幸い今の所感染したヒトから別のヒトへの感染は確認されていない。
⇒現在は、高原性の鳥インフルエンザは鳥から人に感染する段階(致死率60%以上)
■今後さらに変異して、鳥インフルエンザが人から人に感染するようになると、新型インフルエンザの誕生となる。

○次に新型インフルエンザが登場したら、(昔より医学が発達しているのに)なぜ、世界的大流行、大被害が予測されるか
■全ての人が新型ウイルスの免疫をもっていない。
■都市への人口集中、過密(通勤環境など)・飛行機などの高速大量交通機関の発達⇒短期間(1週間)で地域、地球全体に広がる。
■現在、人に感染する鳥インフルエンザの致死率が60%以上と高く、新型も病原性が高いと考えられる。

○新型インフルエンザに従来のワクチン、抗インフルエンザウイルス薬は有効か?
■新型はウイルスの構造が大きく異なるため既存のワクチンは効かない。
⇒新型が発生した段階でワクチンを製造開始するので、新しいワクチンが出来るまで約6ヶ月かかり、間に合わない。
■現在の抗インフルエンザ薬(タミフルなど)はある程度は期待できるであろう。

○新型インフルエンザの大流行、大被害を阻止することはできるか?
■発生初期に範囲が限られているうちに、隔離、移動制限、抗インフルエンザ薬投与を行い、流行の拡大を遅らせ、その間に新型ワクチンの開発が出来れば、被害を少なく出来るかもしれないが・・・。
■一般的に大流行を阻止することは非常に困難であろうと考えられている。

○新型インフルエンザが発生し、流行した場合の日本での被害規模の予測は?
⇒ウイルスの病原性、治療効果、対策によるが、
■被害が大きくなれば死亡数は5万人?
◎被害が大きい場合は、
・感染者(4人に1人)3000万人?
・重症入院患者     200万人?
・死亡数         50万人?

○新型インフルエンザが発生したら⇒予防が第一である。
■人ごみを避け、うがい、手洗い、マスク
■ワクチン接種(毎年必要)
■換気、暖房、加湿(60%以上必要)
■自己の体調管理、体力、抵抗力は基本!

○自分に疑わしい症状がある時は、⇒他人に感染させない
■重症でなければ自宅で安静
■飛沫が周囲に飛び散るのを防ぐために「咳エチケット」を徹底!
咳の時、手やハンカチで口を押さえる。マスクをする。
■直接、医療機関を受診すると待合室で他の患者に感染させてしまうので、まず電話で相談を。

○外出、社会活動の自粛と備蓄
⇒最も確実な予防方法は原因に接触しないこと。
■人が集まる事を避ける、外出しない。集会の中止。会社や学校の休業
■ライフラインの機能低下も予測される!
⇒災害時と同じく、飲料水、食料品、常備薬、日用品などの生活必需品の備蓄を。


写真下:今村主幹の講演風景


(講演要旨)
神戸市保健所 今村主幹

「新型インフルエンザ対策」

最初に今村さんから一番怖いことは、「市民の皆さんがパニックになること」いかにして「市民の皆さんが冷静に対処できるか」このことを考えていると「行政の出来ることすくない」とも言われました。お手上げの状態とも述べられた。

○新型インフルエンザ対策の基本
現段階では、決定的な予防法、治療はありませんが、次のような対策が考えられています。
1)鳥段階での流行を可能な限り制圧し、人への感染リスクを最小限にすること。
2)人に感染した場合は、患者の早期発見、封じ込めによるウイルスの拡散を防止する。
3)流行時は、出来る限りの感染予防策を講じて、少しでも流行を抑える。
4)その間に新型ウイルスに対するワクチンを製造する。

○未発生期の発生に備えた準備
1)行政機関・事業者における事業継続計画策定
2)感染防止策等の市民啓発
3)医療提供体制の整備
4)抗インフルエンザウイルス薬(タミフルなど)及びプレパンデミックワクチンの備蓄

○海外発生期の対策
1)国に「新型インフルエンザ対策本部」設置
2)検疫の集約化、停留等の開始
3)国民(在外邦人含む)への情報提供の強化
4)医療従事者等へのプレパンデミックワクチンの接種開始
5)パンデミックワクチンの製造開始

○国内発生早期の感染拡大防止策
1)感染者の感染症指定医療機関等への入院措置
2)疫学調査に基づく感染の疑いのある接触者の外出自粛、健康観察要請
3)抗インフルエンザウイルス薬(タミフル等)の予防投与
4)学校の臨時休業
5)不要不急の外出自粛要請
6)事業者に対する不要不急の業務の縮小要請

○感染拡大期、まん延期の対策⇒健康被害最小化、社会機能維持
1)パンデミックワクチンが製造され次第、接種開始
2)社会的弱者への支援
3)まん延期には、原則として全ての医療機関で診療
4)軽傷者は自宅療養、重症者は入院

○患者振り分けシステムで診療
1.目的
1)医療機関における診療時の感染拡大防止
2)専門集中的に診療することによる効率化
3)軽症者に自宅療養を勧め、医療需要緩和
2.方法
発熱相談センターで受診相談し、症状や行動から感染の可能性別に受診機関を指定する。
1)発熱外来(感染者を専門的に診療)の設置
2)電話相談窓口設置

○抗インフルエンザウイルス薬
1.薬剤 タミフル、りレンザ(吸入薬)
2.治療投与 1日2錠5日間集中投与
3.予防投与 同意を得たうえで、行政医等の判断により処方、1日1錠10日間

1)感染者初発時 接触者全員対象
2)初期段階 
濃厚接触者対象(患者家族、感染防御措置不十分な医療関係者、直接対面接触者等)
3)感染拡大時 予防投与しない(患者家族?)

4.備蓄量
1)国全体で、国民の23%⇒45%
2)うち兵庫県458,000人分
一部は、医療機関、保健所に配置済み

5.効果
・あるのではないかと推測
・通常のインフルエンザでもタミフル耐性出現

○プレパンデミックワクチン
1.現在、接種順位を国で作成、検討中
1)3つのカテゴリーに分ける。
2)カテゴリーⅠは医療関係者など。発生前若しくは発生後速やかに接種。
3)カテゴリーⅡは治安維持関係者等。カテゴリーⅠ接種後速やかに接種。
4)カテゴリーⅢはライフライン関係者

2.備蓄量 20年度までに国で3000万人分
3.臨床研究 副反応、効果等について研究中
4.効果 
・新型インフルエンザに対する効果は不明。
・抗体ができ、効果が出るまでに3~5週間
・効果の持続時間も不明。一般的には、ワクチンの効果は一年以上は持続しない。⇒パンデミック前に接種するものだが、早く事前接種しても役立つ可能性は低い。

○パンデミックワクチン
感染拡大までの時間を稼いで、その間に国民に接種できるようにする。

1.新型インフルエンザ発生後製造開始
2.現在の製法では、半年後くらいから供給開始、全国民分製造には約一年半
3.すべての国民に接種予定
4.接種順位については、原則、プレパンデミックワクチンに準じる。その他の順位は、検討中。

○神戸市の事前対応
1.神戸市及び保健福祉局、消防局、危機管理室など各局において新型インフルエンザ対策実施計画作成
2.訓練を定期的に実施
3.関係機関と連携を強化するため、また、専門家の助言を受けるため各種委員会を開催
4.防護装備(マスク、手袋、感染防止衣等)、患者搬送用車両準備

○皆さんができる平素の予防対策
1)外出後の手洗い
2)流行地への渡航、人ごみや繁華街への外出を控える(不要不急の外出の自粛)
3)十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日ごろからバランスよく栄養摂取。
4)部屋を加湿(乾燥させない)
5)生活用品等を備蓄(最低2週間分)
6)咳エチケット(マスク着用)

○何をどれくらい備蓄
1)備蓄するもの
・食料品(飲料含む)
・医薬品(マスク、消毒液含む)
・生活用品
2)備蓄量
・最低2週間分
・2か月分が望ましい

○大流行している場合
1.可能な限り外出を避ける
2.外出する際は、公共交通機関の使用は可能な限り避け、マイカー等を利用
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デザイン都市・神戸と新型インフルエンザと韓国合同新年会

2009年01月24日 23時07分12秒 | 新型コロナウイルス感染症
こんばんわ。
いつも「おーいブログ」にアクセスしていただき、ありがとうございます。

21日の水曜日、朝の街頭活動は、神戸市営地下鉄妙法寺駅で、麻生さんとオバマ新大統領との国民の支持のされ方があまりにも違うことを訴え、日本の国益を考えると早期に衆議院を解散をするべきと神戸市民の皆さんに訴えました。

朝立ちの後、神戸市役所に出向き神戸市会政調会が、第二委員会室で開催され「創造都市戦略としてのデザイン都市神戸」と題して、大阪市立大学院創造都市研究科教授・都市研究プラザ所長 佐々木 雅幸氏を講師に、創造都市神戸の課題などについて講演をお聞きしました。

「創造都市の世界の流れ、創造都市とは」など、プロジェクターを使って、説明され、デザイナーだけ養成するのでなく、街を元気にするコミュニティーアーチストが必要。
デザイナーだけでなく、市民、小中学生もデザインに触れることが必要。
デザイン都市には、人材が必要。
デザイン都市を市民に根付かせるためには、「デザイン都市市民会議」のようなものが是非必要。

世界の名だたる都市が入っている「ユネスコのデザイン都市」に認定されたこのブランドをもっと活用し、一般の市民も交流できる機会を増やす必要がある。
創造都市として、アジアのハブに。
関西の大都市 神戸 歴史浅いが、海外の文化取り入れ、咀嚼(そしゃく)してきた。
外国の人たちは、神戸に来たらほっとする。欧米との混ざった文化が、ファンになるようだ。と、鋭い視点で、神戸の創造都市づくりへの戦略的なものをご示唆いただいた。

参考:
「デザイン都市・神戸」の基本理念
「住み続けたくなるまち、訪れたくなるまち、そして、持続的に発展するまちをめざして、文化・教育にたずさわる人々や企業だけではなく、すべての市民が、神戸の持つ強みを活かし、デザインによって新たな魅力を“協働と参画”で創造する都市」、それが『デザイン都市・神戸』です。

『デザイン都市・神戸』の実現に向けて、
「くらしを豊かにする」デザイン
「個性と魅力を活かす」デザイン
「経済を活性化させる」デザイン
「創造力を高める」デザイン
「心を育み次世代につなぐ」デザイン
の5つの視点で、ひと・もの・まちを結びつけ、「“神戸らしさ”を見つめなおして、磨きをかける」ことを基本理念とし、
~まちのデザイン~
~くらしのデザイン~
~ものづくりのデザイン~
を基本方針として、取り組んでいきます。


この後、民主党市会議員団総会に出席し、民主党会派で勉強会があり「「神戸市初発の感染拡大シミュレーション」と題して、国立感染症研究所、感染症情報センター主任研究官、経済博士、医学博士、 大日 康史(おおくさ やすし)氏より、プロジェクターを使って、新型インフルエンザのの登場史、新型インフルエンザのフェーズ区分、感染症数理モデル、歴史、パンデミックプラン、新型インフルエンザ・ガイドライン(フェーズ4以降)の策定、もし・・初発例が見つかなければ地域流行をいかに早く探知するかなどなど、最新の新型インフルエンザの動向、状況などを分かりやすくご説明いただきました。
写真下:国立感染症研究所、感染症情報センター 大日(おおくさ)主任研究官の講演


参考
H5N1型 :鳥インフルエンザウィルスの一種で、致死率が高い高病原性のタイプ。人から人へ感染する新型への変異が懸念されている。

パンデミック: 感染症の世界的大流行。新型インフルエンザの場合、ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界中で大きな流行が起きるおそれがある。

夕刻より、エスタシオン・デ・神戸にて、神戸市会日韓議連の一員として2009年度兵庫県韓国人合同新年会に出席させていただき、日韓友好を深めました。
写真下:矢田市長挨拶

写真下:「チングドゥル」日韓融合のコラボレーション・ユニットの踊り



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神戸市「新型インフルエンザ対策実施計画」について

2008年02月26日 14時41分15秒 | 新型コロナウイルス感染症
昨日の10時から総務財政委員会が開催され、総務財政委員会委員長として出席しました。

市民参画推進局の2議案と秘書室・行財政局の平成19年度一般会計補正予算、公債費補正予算について審議を行い、全議案承認されました。
その後、危機管理室より鳥インフルエンザなど懸念される新型インフルエンザに対応するための神戸市「新型インフルエンザ対策実施計画」について報告がありました。

備えあれば憂いなしということで、下記に概要を記載させていただきます。

計画の概要(なぜ必要か)
「策定にあたって」
世界の全ての人が免疫を持たない新型インフルエンザは、完全なヒト型に変異した
ウイルスの出現と共に、5~10日で全世界に拡散し、世界各地でおよそ8週間にわたって流行し、人口の25%が感染するとされています。(厚生労働省「新型インフルエンザ対策行動計画」)発生までの限られた時間を利用して、市民・事業者・行政が連携して、できうる準備をしておくことが重要です。
そして、万一の発生に際しては、混乱やパニック発生を防ぎ、冷静・的確かつ迅速な初動対応により爆発的流行を抑え、最終的な健康被害を最小に止め、社会・経済の混乱を防止することが求められています。

○策定の趣旨
新型インフルエンザに対し、各局室区が情報を共有し、連携・協力して迅速・適切な対応を実施するため、本実施計画を定める。
○対策の計画と実施
各局室区は、各フェーズ(段階)に応じて、必要な対策をとるとともに、神戸市健康危機管理対策連絡会議又は、神戸市新型インフルエンザ対策本部の決定事項や指示に基づき、関係機関と連携し迅速な対応をとる。
○組織体制、会議
各フェーズに応じて、段階的に組織体制を拡充し、関係機関と連携をとりながら対策の強化を図る。
〇非常事態宣言
本部長は、神戸市内での新型インフルエンザ患者の発生状況と流行予測から、緊急の必要があるときは「新型インフルエンザ非常事態宣言」を発し、市民の全面的な協力と理解を求める。
〇流行の終息―フェーズ7(回復期)
患者発生状況の把握に努め、流行の終息状況を見極めて、パンデミック(感染爆発)対策の段階的縮小を図り、市民生活の正常化を促進する。
本部員会議により健康被害を始め市民生活の被害状況の概況を取りまとめ、各対策の評価を行う。
評価結果に基づき、実施計画の見直しを行い、速やかに改定計画を立案し、第二波の流行に備えた対策を実施する。

○市民・事業者への広報、啓発
1)神戸市のホームページに新型インフルエンザのページを設置(H20年2月~)
2)広報こうべ掲載  (H20年4月予定)

今日の神戸新聞に大きく取り上げられています。


2007.9.27神戸市会本会議大井としひろ代表質問映像
大井としひろが矢田市長に代表質問しています映像です。(100分間)
インターネット映像が市会事務局から配信されましたのでご覧ください。

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