今日の午後から「令和2年度神戸市一般会計予算」他50議案について、会派を代表して代表質疑を行いました。
私からは、以下4点について質疑を行いました。
まず、最初に
1)ガラスびんのリサイクルについて、ご質問致します。
平成26年第2回定例市会の9月議会において、久元市長への代表質疑で初めてご答弁頂いたのが、「ガラスびんのリサイクル」でした。当時の神戸市のガラスびんのリサイクルは、1人当たりの資源化量は、0.16㎏と全国自治体ワースト1の惨憺たるものでした。あれから5年余り経ちました。
平成30年度神戸市一般廃棄物処理実施計画で、「排出・分別ルールの徹底」の主な取り組みとして、「ガラスびんの単独排出」の検討がなされました。平成30年度予算で、「新たな排出ルール・仕組みづくり」の具体的取り組みとして、「ガラスびんの単独回収について、令和2年度から一部試行・調査し、令和4年度から全市展開をする。
資源化推進のため、缶・ペットボトルと分けて、ガラスびんのみの月1回程度の単独排出、資源集団回収による排出機会の拡大」を環境局予算に掲載されました。
久元市長のガラスびんの資源化量改善への意欲と本気度を感じています。
しかしながら9年前の平成23年度の資源化量250トンから平成29年度では4600トンまで改善されましたが、依然として、神戸市の住民一人当たりのガラスびん分別基準適合物引渡量は低位にあり、政令市でワースト4(20都市中17番目)、兵庫県内では、ワースト5です。
1人当たりの資源化量は、平成27年度1.71㎏、平成28年度2.82㎏、平成29年度3.00㎏と増加しているものの、全国平均5.50㎏、政令指定都市平均4.93㎏に遠く及びません。
神戸市と同程度の人口規模の川崎市は、6.89㎏で全国ベスト3に入っています。
平成29年度年次レポートから推測・計算すると、当市のガラスびん資源化率は45%と相変わらず市民の皆さんがルール通りに瓶を洗って出しているにもかかわらず、ガラスびんの半分以上が資源化されていないわけです。
一方、ペットボトルについても、リサイクル事業者が料金を払うことにより、入札価格や引渡量に応じて「有償入札拠出金」が交付されていますが、今年度は、その交付がない「逆有償」になったと聞いています。この原因の一つとして、缶・びん・ペットボトルの3種混合で収集しているため、ペットボトルの品質が低下することも問題としてあるのではないでしょうか。
資源化推進のためには、缶・ペットボトルと分けてガラスびんのみの単独排出が重要であり、令和2年度には排出状況の調査が予定されているとのことですが、ガラスびん単独回収の実施について、今後どのように取り組んでいくのかお伺い致します。
2)次に、国際経済戦略についてお伺いいたします。
少子高齢化の進展や経済のグローバル化が進む中、今後も神戸経済を活性化させるためには、国内のみならず海外からの投資、高度外国人材獲得、市内企業の海外進出、海外での販売促進等、海外との経済交流が欠かせないものと考えておりますが、当市としてどの様な戦略・ビジョンを持って取り組んでおられるのか、お伺い致します。
3)次に、神戸港の港勢についてお伺い致します。
神戸は、「みなと神戸」を中心に栄えてきたまちでした。その神戸港は,開港以来、我が国の代表的な国際貿易港として,産業・経済発展の一翼を担い,市民生活や地域経済に大きく貢献し、平成22年8月には,阪神港として国際コンテナ戦略港湾に指定され、さらに,西日本の産業と国際物流を支えるゲートポートとして,基幹航路の維持・拡大や港湾サービスの向上などの取り組みを展開しています。
平成26年12月には日本初の「特定港湾運営会社」となった阪神国際港湾株式会社を国と一体となり推進しています。
一方,米中貿易摩擦の長期化などの影響を受け,令和元年のコンテナ貨物取扱個数が前年度割れになると予想されるように厳しい状況であり,このような状況の中,国際コンテナ戦略港湾として,今後、どのように港勢拡大に努めていくのか,ご見解をお伺い致します。
4)4点目は、神戸空港の今後の展開について、お伺い致します。
神戸空港は,平成30年4月から3空港一体的運営が始まり,民間のノウハウを活かして,関西全体の航空需要拡大並びに関西経済のさらなる拡大に向け取り組みが進められてきました。
開港14年目の昨年の神戸空港の旅客数は、過去最多の329万6千人でした。
昨年の「関西3空港懇談会」において,発着枠の拡大や運用時間の延長などが決まり,規制緩和の実現で発着枠が広がり、新たな路線の開設や増便が相次いだことで、過去最多になったものです。
また、来月3月29日に運用時間が23時まで延長されることに伴い発着枠も上限の80回に達する見込みとなります。
また、これら以外に、関西3空港懇談会 取りまとめでは、概ね2021年頃までに実現をめざす取り組みとして、神戸空港については、プライベートジェットの受入を推進することやCIQ体制整備等についても関係省庁に理解・協力を求めていくこととさされていますが、現在の神戸市の取り組み状況をお伺いいたします。
以上4点について、簡明なご答弁をお願いいたします。
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