5月11日月曜日の午後6時から神戸市会本会議場に於いて、市民報告会が開催されました。
神戸市会 未来都市創造に関する特別委員会の委員会活動報告とパネルディスカッションが行われました。市民の皆さんも多数参加され、本会議場を使って議員席に市民方々が座り、私も議員として出席し、当局側の席で傍聴しました。
第一部は、特別委員会委員からの活動報告と市民の皆さんからの質疑が行われました。市民にきちんと説明し、市民意見にも耳を傾け物事を進めてほしい。等と建設的なご意見が多く、参考になりました。
神戸の未来都市創造に向けた提言書
第二部は、パネルディスカッションが行われ、コーディネーターの斉木神戸芸術工科大学長から「神戸の魅力とは」と、問われ、田中まこ神戸フィルムオフィス代表は、神戸は「おしゃれ」「洗練されている」と言うイメージ、しかし、市民が自覚していない。神戸スイーツ、灘の酒、も神戸でしか味わえないものでなく、東京のデパ地下で買える。ワクワク感、感じていない。「絵になるまち神戸」だけでなく、「画になるまち神戸」を目指してほしい。と述べられた。
福岡壯治神戸電子専門学校校長からは、我々の顧客は、誰か。旅行者・神戸市民・移住予備層 若者を特別視する必要はない。働き方が変わった。行政のせいではなく、物の買い方が変わった。未来都市がどうなるかは解らない。「心地よいまち」を求めている時代になった。と・・・。
斎藤統神戸フアッションコンテスト委員長からは、世界も変わってきています。昨日パリから帰ってきたが、フランスに43年住んで、外から神戸を見ている。神戸の魅力強く持っているのは、海と山がキー。南仏、ニース、世界のリゾート地は、山と海がある。ヨーロッパで、意外と神戸は知られている。震災てなく大阪より京都、神戸の方が認知度高い。フランスパリ、リヨンは、都市計画でどんどん街が変わって来ています。パリは、出来るだけ、車を減らしていこうとしている。セーヌ川左岸の高速道路があった所は、今は公園になっている。
私も傍聴して感じたことは、未来都市創造に関する特別委員会の市民報告会でしたが、今回の試みは、神戸市会のあるべき姿を暗示していたと感じました。市民の皆さんと共に歩む議会でなければ、市政・議会への関心も生まれないわけですから。今後もいろいろな機会て、この様な形の市民報告会を開催し、市民の皆さんと話し合いの出来る場を持って、神戸市会にもっと関心を持っていただける方策になればと感じました。