兵庫県立神戸生活創造センター かわらばん

兵庫県立神戸生活創造センターは県民のみなさんの生活創造活動を支援する総合拠点施設です。

阪神・淡路大震災20年事業「朗読でつなぐあの日から明日へ」

2015年01月18日 12時38分06秒 | 講座・イベントの記録

震災から20年。

「共にあの日を振り返り、未来に想いを馳せよう」と朗読会を開催しました。

朗読してくださったのは登録グループ「神戸朗読研究会」の皆さんです。

 

プログラムは次の5作品。

1.「くじけないで」 柴田 トヨ

2.「書店ガール3」 碧野 圭

3.「にいちゃんのランドセル」 城島 充

4.「いのちをいただく」 内田 美智子

5・「梅の蕾」 吉村 昭

6.「武家草鞋」 山本 周五郎

 震災や、命や希望をテーマにした作品が選ばれました。

朗読会も中頃になると、心に沁みいる朗読に、抑えきれず涙を流す方々の姿が見られました。

 

作品中、98歳で初詩集を出した柴田トヨの「くじけないで」と青野圭の「図書館ガール」は神戸生活創造センター」図書室の蔵書です。

「図書館ガール」に登場する仙台の「カイブンドウ書店」の名は、惜しまれながら閉店した神戸の老舗書店に由来しています。

逆境にあっても本というものが持つ力と朗読の力を知ることができたひとときでした。

 

 


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