伊賀上野では昨日から
城下町のおひなさんがスタートしました。
市内の各所でおひなさんが陳列されています。
旧沖森邸では古雛の展示が。
そして珍しい「雛萬歳」が芭蕉の句とともに飾られていました。
「やまざとは まんざい遅し 梅の花」
伊賀地方では、正月に出発した三河万歳師が、立春も過ぎ梅の花が咲くころにやってくるという意味です。
万歳師が訪れて、伊賀地方にもようやく春が来るということでしょうか。
<私の子供の頃には、まだ万歳師が家に来てくれました。>
そして右横の花器は手筒花火の竹筒が利用されていました。
宮崎屋さんのお店には御簾に隠れたおひなさまが。
赤井家住宅では、
「こどもなりきりおひなさま 家族で写真を写そう」が開催されていました。
地場産業の伊賀くみひものおひなさんの展示も。
入交家住宅では、手づくりアートのひな人形展が。
旧武家屋敷の雰囲気とマッチした幻想的な展示です。
焼き物のおひなさん。
建具細工と型紙のコラボ。
今風の顔をしたおひなさん。
たくさんの料理を前にしたおひなさん。
バルーンのおひなさん。
毛糸のおひなさん。
本日紹介したのは、ほんの一部です。
興味を持たれた方は、是非とも伊賀上野まで見に来てだ~こ。
3月3日迄です。