旧市街の中ほどに「お天さん」と呼ばれる神社があります。
昨年7月不審火があり拝殿は消失しました。
幸いに神殿とともにわずかな神木群は火災を免れました。
その神木の中に楠の古木があり、風蘭が自生しているのです。
火災から2回目の夏を迎え、今年も花を咲かせました。
火災直後に咲いた昨年の花には感動を覚えたものです。
幸いにも氏子総代等の尽力で拝殿も再建されることとなり、
来年の秋祭りまでには完成する予定です。
余分な話ですが我が家も奉賛金をお納めしました。
この神社は400年前に建立されたということですので、
この楠の木もそれ以前からここにあったのではないでしょうか?
大名行列を下に見て、夏の夕方には甘い香りを運んだことと思われます。
残念なことは風蘭が着生していることをほとんどの人が知らないことです。
でも、ここの風蘭群のためには良いことかもしれませんが・・・・・
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同