「同行蘭風」富貴蘭との夢おい旅

ひたすらに風蘭と夢おいつつも  
冥土の土産に未だ出会えず  
ここにきて樹上の香りや楽しまん  

冬の花蕨

2015年12月02日 | 雑感【自然】
先日、山野草の展示会でフユノハナワラビを見かけました。
懐かしく思って久しぶりに自生地を訪ねました。

一つ目の場所はいつもの散歩コース内。

じっくり探すと花だけが一本見つかりました。
葉は動物にでも食べられたのでしょうか。



二つ目は家内の実家の土塁。

数は減っていましたが、健在でした。



三つ目は昔歩いた山道。

かなりの数が見られたのですが、今はチラホラ。

道の真ん中にもありました。



群生に向かう道は、いつの間にか通行止めに!



草薮をかき分け、1時間に1本の赤錆びた線路を横切って、



群生の見られた場所にたどりついたのですが、
フユノハナワラビは皆無でした。

道端の木がすっかり大きくなって、ほとんど陽が入りません。



20年ほど前に某ゴルフ場のティーグラウンドの横に、
数百株ほどの群生を見かけたことがあります。

ある程度、人の手が入った方が良いのかもしれません。