「同行蘭風」富貴蘭との夢おい旅

ひたすらに風蘭と夢おいつつも  
冥土の土産に未だ出会えず  
ここにきて樹上の香りや楽しまん  

花がら摘みもまた楽し

2015年07月26日 | 風蘭【花】
風蘭の花がらを摘んでは家のいたるところに、
白い塊を飾って満足する毎日が続いています。

今日も花がら摘みをしていて、気がついたことがあります。
これは今月の14日にブログアップした時の土佐緑の写真です。



次はやがて2週間になろうという今日の土佐緑です。



花の姿に変化があります。
側萼片が外側に丸くカールしています。



そして上萼片、側花弁が後に丸くカールしています。



長く咲いているとこんなに変化するのかと感心したのですが、
どうも土佐緑だけでなく、風蘭の花にはこの傾向があるようです。

ただ緑花は顕著に表れるような気がします・・・・。

風蘭は桜のように花びらが散るということがないので、
日が経つとともに少しずつ花弁に老化現象が表れるのかも・・・。

誰かさんと同じ!

富貴蘭 夕映その後

2015年07月24日 | 風蘭【花】
一昨日ご紹介した夕映の今日の様子です。
開花後4日目ということになります。

話には聞いていましたが、こんなに変化するとは思ってもいませんでした。
棚の上段で育った株です。



黄色の色が強くなりました。
ただ紅の発色が悪いのが残念です。



棚の下段で育った株です。



黄色の発色は悪いですが、紅はこちらの方が出ているようです。



次は2株並べた写真です。

左側が上段、右側は下段で育った株です。
花だけではなく、葉、花茎の色の違いがよくわかると思います。



兄弟株ではないので断定できないかもしれませんが、
やはり陽にあてたほうが発色が良いようです。

日にちとともに色が衰退するのは目にしますが、
こんなに劇的に色が進化するのは初めて見ました。

富貴蘭 夕映

2015年07月22日 | 風蘭【花】
2~3年前に2株の夕映を手に入れました。

それぞれ別のルートで入手したのですが、どちらも未開花株でした。
それが偶然か、2日前に揃って初花を咲かせました。

棚の上段で栽培していた木です。



しかし、雑誌や展示会で見る夕映の花とは程遠いようです。



黄色も冴えないし、距にピンクものりません。



陽を採り過ぎたのかとも思いましたが、そうでもないようです。

次の木は棚の下段で栽培していたのですが、花は同じようなものです。



陽が弱いため葉の紺性は強いようです。

しかし、何故か先の木と違って花茎は赤みを帯びています。



それでも、花は同じようにパッとしません。



どうも実生は個体差が激しいようですね。

風蘭の花(9)

2015年07月21日 | 風蘭【花】
寒冷紗2枚張りにすると一変に暗くなったような気がします。
今までが明る過ぎたのでしょうか?

【天心】


【花衣】


【紀州伏虎】


【勝浦錦】


【紅扇】


【青王錦】


【双尾龍】


【白雲】


【御剣】
蕾の時は期待させたのですが、開花することなく枯れてしまいそうです。


【金鵄牡丹】


【湖東覆輪】


【瑞晶】


【大八洲】


【芙蓉錦】


【丹頂鶴】

よく見ると弁先にかすかに紅が見られます。

蕾の時(7/10)はこんな風でした。


【紀の白波】
本当に白波を連想させるいいネーミングだと思います。


棚の蕾を数えたらいよいよ残り少なくなりました。
ご紹介できるのも、次回が最後のようです。