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ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o
ハルくんの独り言(本編10話)その2へ
☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
☆☆☆☆☆
ハルくんの独り言(本編10話)その3
佐々木を促してみんなのところに戻ると、相変わらず談笑中だった。
俺をチラチラ見ながら、りっちゃんが言う。
理人「あーあ、でも、どうせなら女の子込みで勉強会したいなー。
そしたら僕も、手取り足取りみたいに? 教えてあげるのに」
一護がフンと鼻で笑いながら言った。
一護「お前、可愛い顔して言うことエグイんだよ」
理人「みんな彼女とか連れてこないの? そしたらもっと華やぐのに」
百花「えっ!? みんな、彼女いるの!?」
剛史「彼女いたら、こんな野郎だけで集まらないだろ」
春樹「ハハッ! 同感」
俺の言葉に佐々木がつぶやく。
百花「…ハルくん、彼女いないんだ…モテるのに」
佐々木は何言ってるんだろう?
春樹「俺? 全然モテないし!」
理人「とか言って、ハルくん、毎年バレンタインすごい数もらってるじゃん」
りっちゃん、変なこと言うなよな…佐々木に誤解されるじゃないか…。
春樹「あれは…ほとんど義理だって」
剛史「ハルはアイドルみてーなポジションだから、直接告白してくるヤツはそんなにいないんじゃん?」
タケ…アイドルってなんだよ! アイドルって…。
百花「なるほど…」
佐々木も納得するな~!
一護「…」
理人「いっちゃんは?」
一護「女なんてめんどくせーだけだろ」
理人「いっちゃん、愛想ないもんね…女子も怖がって近づかないし」
一護がチラチラ佐々木の方を見て言う。
一護「別に…好きでもないヤツに振りまく愛想なんてねーよ」
可愛くないなぁ…。佐々木のことは好きなくせに…。
一護「…おい、剛史。お前は?」
一護の質問にもタケはまともに答えない。
本を見ながら意味不明なことを言っている。
まともに返事もしないってことはタケには彼女がいるんだろうか?
りっちゃんはタケやリュウ兄に彼女がいるかどうかを述べ立て始めた。
りっちゃんによるとタケには彼女がいそうだし、リュウ兄に彼女はありえないと断言した。
竜蔵「どんだけ俺の事バカにしてんだよ!」
理人「あのねぇ、リュウ兄ほど女心がわかってない人、この地球上にいないよ?」
りっちゃんがさり気なく佐々木にも質問を投げかける。
理人「百花ちゃんは? 彼氏とかいないの?」
俺はドキンとして佐々木の方を見た。
百花「わ、私? 彼氏なんていないよ」
良かった…。
理人「じゃあ、好きな人とかは?」
百花「好きな人……いるよ」
理人「あ、やっぱりいるんだ」
りっちゃんはニヤニヤした。
佐々木の好きな人って、誰だろう?
理人「案外、その相手がすぐ近くにいたりしてね~」
りっちゃんの思わせぶりなセリフに言葉を失った。
百花「…」
春樹「…」
一護「…」
理人「…3人とも、何で固まっちゃてんの?」
りっちゃんに言われて、一護の方を見た。
一護も少し蒼白な顔色になっている。
やっぱり……一護も佐々木を好きなんだ…。
いや、そんなこと、とっくに分かってたけど…。
佐々木はどうなんだろう…。
俺のこと…ちょっとは好きでいてくれるように見えるけど…。
だけど…一護も佐々木を好きだとしたら…。
アイツが佐々木に好きだと言ったら…。
俺、一護に勝てるだろうか?
理人 「こういうのって楽しいね」
タケにリュウ兄が何か言ってる。
ホッとしたように一護が言った。
一護「こいつ…教科書読むふりして漫画読んでたな」
理人「やけに静かだと思ったら…」
俺は慌てて言った。
春樹「はい、じゃあ休憩はこれくらいで、勉強再開するぞ!」
そろそろ、始めないと勉強会の意味がない。
あとは全員無言で結構集中して出来たと思う。
☆☆☆☆☆
クロフネから帰って、今度はもう少し難しい問題を解き始めた。
クロフネの勉強会では、みんなに教えないといけないから、あまり複雑な問題は解けない。
各教科、ここまで…と決めた問題を全部解いて時計を見ると、午前一時をまわっていた…。
そろそろ、お風呂に入って寝ないと…。
湯船に浸かりながら、今日のことを思い返した。
佐々木のつぶらな瞳。
柔らかそうな唇。
あの時、もしりっちゃんが来なかったら、佐々木にキスしてしまうところだった…。
もし、俺がキスしたら…佐々木は受け入れてくれただろうか?
そしたら、俺のことを選んでくれる?
一護じゃなく……。
本編10話終わり。子供時代の思い出~その3へつづく