恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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オズワルド?リュカ?追記アリ

2015-08-29 09:46:54 | ナイトメアハーレム
ナイトメアハーレムの最新予告がでた。



謎めいた言葉。

名前らしきものには『オズワルド』と『リュカ』がそれぞれ入ってる。それ以外の文字も。

そして、上側の言葉は縦と横で2人の彼の別々の台詞のようだ。

横書き
『もう、喋れなくなったんですよね。その方が前よりいいですよ。そのまま、物言わぬ人形として僕のことを見ていて下さい。』

(;゜0゜)何これ?
もしかして、ダークエンドでの台詞?

『僕』というからにはリュカだよね?


そして、縦書きの方
『私はずっとずっとあなたの側にいます。』

オズワルドの一人称は『俺』だし…。
もしかして、横書きの彼の台詞に対するヒロインの返事?

とにかく誰が来るのかも含めて楽しみ(^∇^)。

リュカだったとしても次に来るであろうオズワルドは出番も多く、重要度も増しそう。

ノエル編でオズワルドへの興味が湧いたので、どちらにしても期待してる。

ああ、また課金にやられそうだ。;^_^A



追記:名前の部分をもう一度見返してみるとオズワルド、リュカ以外にメフィとクルトの名前もあった。

オズワルド以外は3人とも一人称は『僕』だし、横書きのセリフはいかにもメフィがいいそう。

それにメフィって結構人気ありそうな気がするんだよね。

しかし、予告に添えられた
『風がひとつの言葉を連れて行く』
というフレーズの『風』はリュカを思わせる。

うーん、ますます誰が来るのか分からなくなった。

追記2
やっぱりメフィだったね。
リュカが読めるかと楽しみにしてたんだけど、一番の謎は後のお楽しみということかな?

私、あまり年下は好きじゃないんだけど。
メフィはカイム編のダークエンドでも酷いことされたし。

だけど、同じカイム編のダークエンドで手酷くやられたミカエルやノエルにハマってしまった;^_^Aから、期待しとこう。

久しぶりの悪魔編だから懐かしいみんなとも会えるし。

ハルくんの独り言(本編10話)子供時代の思い出~その3

2015-08-29 07:09:00 | 吉祥寺恋色デイズ 種村春樹

ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o

ハルくんの独り言(本編10話)その3へ


☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ

☆☆☆☆☆
ハルくんの独り言(本編10話)子供時代の思い出~その3

10年前の七夕祭り。

出店を見てはしゃぐ佐々木に、俺は注意した。


春樹「佐々木、また迷子になるなよ?」

一護「そうだよ、お前、去年迷子になっただろ。みんなで探し回って、大変だったんだぞ」


俺たちも一生懸命探したけど、一護は本当に必死で…結局佐々木を見つけたのは一護だった。

あの時、佐々木が見つかったのは嬉しかったけど、できれば一護よりも先に俺が見つけたかった。

だから…。

春樹「じゃあ、はぐれないように手つないどこ!」

百花「うん!」


佐々木の手をぎゅっと握る。

佐々木は俺と身長はそんなに変わらないけど、手は小さくて可愛いんだ…。




いつもの様にみんなでワイワイ騒ぐ。

これが楽しいんだよね。

お祭りというだけでも楽しいけど、仲間で来るからもっと楽しい。

だけど…、ちらっとみた佐々木の顔…。

いつもと違って、なんだか少し辛そうだ。

どうかしたのかな?



春樹「佐々木? なにボーっとしてるの?」

百花「あ、ううん、何でもないよ!」


俺の言葉で急に佐々木が元気な声を出した。


百花「き、気のせいだよ。それより早く何か食べようよ!」

春樹「俺、たこ焼き食いたい」


みんなが次々食べたいものを上げていく。

でも、佐々木は?


百花「私は何にしようかな…」


俺は赤いものが並んだ出店に目を留めた。


春樹「あ、りんご飴あるよ、佐々木。好きだって言ってなかったっけ」

百花「あ、うん! りんご飴にする。ハルくん、よく覚えてたね」

春樹「去年言ってただろ? りんご飴食べなきゃお祭りじゃないって」

百花「私、そんなこと言ってた?」

春樹「言ってた。一番大きいの頼んで、嬉しそうに食べてたし」

百花「そ、そうだっけ…ハルくんよく覚えてるね」


佐々木はちょっと嬉しそうに俺を見つめた。

俺は佐々木のことなら何でも覚えてるよ。

だってね、俺、佐々木の笑顔を見るのが大好きなんだ。

だから、佐々木の好きなことは全部覚えてる。




リュウ兄のひと声で、みんなで短冊をつるしに出かけた。

もちろん、みんな好きな食べ物を食べ歩きながらだ。


大きな笹の近くにはテーブルが据えてあって、マジックや鉛筆で好きなように願い事が書けるようになっている。

願い事を決めてあった俺は、サラサラと短冊に書いた。


百花「短冊、何書こうかなー」

春樹「佐々木、まだお願い事決まってないの?」

百花「あ…ハルくん、短冊2枚持ってる。なんて書いたの?」

春樹「ほら」

百花「えーっと…『ことしはサンタさんに会えますように』と…『ずっとみんなであそびたい』かぁ」


一護が佐々木の横から短冊を覗きこんだ。


一護「だっせえな、ハル。まだサンタなんか信じてるのか?」

竜蔵「サンタは…いないんだぞ、ハル。俺も去年知った時はショックだった…う…うおぉ…!」

剛史「リュウ兄、いちいち泣かないでよ」


え? みんな…一体何を言ってるんだろう…。


春樹「そんな事ないよ!サンタさんはいるって!」

理人「なんで…?」

春樹「だって、毎年サンタさんにプレゼントもらうから、お礼しようと思って手紙書いてたら返事くれたし」

一護「…ハルの親が書いてんだろ」

春樹「そんなことない!お父さんやお母さんの字じゃなかった!」


そうなんだ。

俺も返事はお父さんかお母さんが書いているかもって、確かめたんだ。

でも、確かに知らない人の字だった。

だけど、みんなは疑い深そうに俺を見ている。



春樹「なぁ、佐々木もサンタはいるって思うだろ?」

百花「私? えっと…そうだね、探せばいるんじゃないかな?」

春樹「そうだよな!」

一護「…夢持たせんなよ」

竜蔵「そういやハル、短冊2枚もつるすつもりか? 願いはひとつに絞らないと叶わなくなるぞ」

春樹「そうなの?」

竜蔵「ああ、母ちゃんが言ってた! 一番かなえたいものだけにしないとダメだって」

春樹「そうなんだ…神様も、欲張りの人の願いは叶えてくれないんだね…どうしようかな…」

百花「あ、だったらサンタさんへの短冊にすれば? みんなでいられますように、っていうのはお願いしなくても叶うじゃない!」

春樹「…嘘だ」

百花「えっ?」

春樹「…俺、知ってるもん。佐々木は…遠くに行っちゃうんだろ」


とうとう言ってしまった…。

俺、知ってるんだ。

佐々木の忘れ物を届けに行った時、見たんだ。

佐々木が『みんなと別れて、遠くに引っ越すのは嫌だ』って泣いてるのを。

佐々木のお母さんが佐々木を宥めてるのを。



一護「どういうことだよ! 俺にも教えろ!」

百花「う、ううん…何でもない…!」

春樹「…俺は、みんなとずっと一緒に遊びたいもん。だから、1つしか願えないなら…こっちにする!」

百花「いいの? サンタさんに会いたいんじゃないの?」


サンタさんには確かに会いたいけど…でも、俺には佐々木の方が大事だ!


春樹「う…い、いいの! もう決めたんだ!」

百花「…じゃあ、ハルくんのもう一つのお願い事は私がつるすね」

春樹「でも、佐々木の願い事は?」

百花「私の願い事は…ハルくんがつるしたのと同じだから」

春樹「…そっか…。じゃあ、佐々木と俺の名前書いとく!」

百花「うん! 2人からのお願いなら、神様もきっと叶えてくれるよね!」


みんなとずっと一緒に遊びたい。

それは心からの願いだ。

だけど、一番書きたかったのは『佐々木とずっと一緒に遊べますように』だ。

佐々木のお母さんが遠くへ引っ越すのを諦めてくれますように…。

一生懸命そう念じながら、笹に短冊をつるした。


『子供時代の思い出~その3』おわり


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