東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

道端のネアカヨシヤンマ

2024年07月22日 | トンボ
梅雨明け後の猛暑日が続くと黄昏ヤンマの活動シーズンが最盛期。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
朝の飛翔観察を楽しみに沿岸部のポイントに訪れた。ここに朝来ると料理の鉄人に出演されていた四川シェフの方が犬の散歩をしている姿を良く見かける。すると...

アオヤンマ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D(トリミングあり)

マルタンヤンマ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D(トリミングあり)
アオヤンマとマルタンヤンマはこの時期の沿岸部ならではの組み合わせ。朝の黄昏飛翔は高度こそ高いものの、ゆっくり飛んでくれるからピントが合わせやすい。ここにネアカヨシヤンマの参加を望んでいたけれど、残念ながら不参加。何故かアオヤンマもマルタンヤンマも早々と姿を消してしまった。仕方なく別の水辺に移動すると、黒くて青い複眼のヤンマが池の周りを低空飛翔。ゆっくり、そっと追跡、すると...

ネアカヨシヤンマ(産卵)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D
ここは場所によって道端がグチャグチャだからネアカヨシヤンマを含めた湿性生物には良い環境。
以前、管理者がグチャグチャだから利用者からクレームがあると言っていたので、人間だけが利用している訳では無いから、長靴でご利用下さいと記載すれば良いと言ったら、物凄い嫌な顔をされた。。。
複眼を撮影したく横に回り込むと察知されてしまいサヨウナラ...戻ってきたけれど再びサヨウナラ...
3度目はなかったが、東京でのネアカヨシヤンマの産卵行動は価値ある記録。産卵していたのは道端で池までおよそ5M。確実に産卵され孵化したヤゴが歩いて池に辿り着き、成長してやがて羽化する事を願いたい。

撮影日:7月20日


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