東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

久しぶりの東京湾岸で

2023年09月20日 | いろいろ
この三連休はサボり気味だった東京湾岸のフィールドで、虫を探しながら撮影を楽しんだ。
金曜日の雨で涼しくなる事に期待していたけれど、翌日の土曜日も変わらず真夏日が継続。

アカスジキンカメムシの幼虫

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED+LEDライト
到着時は曇り空だったので、この時期の曇り空の条件ならアカスジキンカメムシがいいと思い、コブシをチェック。すると、幼虫が多数みられた。背中に持つ模様が笑った顔のように見えて非常に面白い。
試しに匂いを嗅いでみると瞬間接着剤のような香りがした。他のカメムシよりも匂いは強くなかった。

サトクダマキモドキ ♀

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
エノキの幼木にひょっこり。先葉には糞あり...バッタの仲間では一番に目つきが悪いタイプ。
撮影主観では意外と敏感で近寄ると飛ばれてしまう事が多いから接近撮影する場合は慎重に。

ヒメクダマキモドキ ♀ 終齢幼虫

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
沿岸部のフィールドではサトクダマキモドキよりも観察する機会が多く、特にアカメガシワが大好物。この時期に林縁の日影にあるアカメガシワを見て回ると必ず葉上に見られる。サトクダマキモドキよりも小型で優しい目つき。幼虫の腹部には魚のウロコのような模様が見られるのが特徴的でかわいい。

オオカマキリ ♂

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
バッタやカマキリも暑さを避ける様に皆さん日影で見られた。また、今までオオカマキリとチョウセンカマキリのオスに限っては、この画像のタイプで緑色と茶褐色が混じる体色に限定されているかと思っていたけど、嬉しくも新たな発見あり!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

チョウセンカマキリ ♂(褐色型)


Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
子供の頃から観察しているのにチョウセンカマキリの完全褐色型のオスを見たのは今回が初めて。
新たにカマキリ画像コレクションに追加。以前に観たハラビロカマキリの薄紫色をもう一度見たい欲。

撮影日:9月16日


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